QA000 地肌のベタつきが、なかなか治らないのですが…?

【真夏のベタつき対策-01】皮脂を取り過ぎる洗い方をしていませんか?

いよいよ今日から6月がスタート。ヘアサイクルの季節もいよいよ成長期に入ります。

丈夫で健康な髪を育てたい処ですが生憎この時期は、梅雨のシトシト降る雨が影響して、
湿気が多くジメジメした陽気に、シャツがペタッと肌に纏わりついたり、
化粧が崩れやすかったり、地肌も何となくベタっとして、
お手入れしても気分的にもスッキリとしない日が多くありませんか?

こんにちは。

浜松の髪ツヤ甦る美容室「ルグラン・ヘアクリニック」
艶髪再生アドバイザー田中です。

お忙しい中、ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

気分がすぐれないモヤモヤ感・髪や地肌のベタつき感を解消する爽快感を求めることにやっきになり、

「熱〜いお湯でチャチャッとゆすぎ」

「シャンプー剤をタップリ手に取り」

「モコモコの泡を髪と頭皮にタップリつけ」

「強い力でゴシゴシ洗う」

お手入れを繰り返していませんか?

そして、、、

「毎日チャント洗っているのに、ベタつきが酷くなったみたい?」症状を感じていませんか!?

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ただ闇雲にシャンプー剤の量を増やしたりチカラまかせに洗う!お手入れ法では
「髪はパサつき・頭皮のベタつきが悪化する悪循環」を生んでしまう要素が、たくさん含まれています!

場合によっては、頭皮が赤味と肌荒れをおこす炎症にまで悪化するケースも。

(1)熱〜いお湯を使ってのゆすぎ
熱いお湯で洗うだけで、地肌と髪の潤いに必要な皮脂が奪われ、脂切れを起こしてしまいます。

(2)洗髪前のゆすぎの時間が短い
地肌や髪の表面についた汚れが落ちきれずに毛穴や髪に蓄積し続け、シャンプー剤の使用量が増える要因に。時間を掛けてしっかりゆすげば、汚れの8割は落とすことが出来ます。

(3)洗浄剤のタップリ泡を髪や頭皮につける
洗浄剤のタップリ泡を髪を洗うと、大量の洗浄成分で潤いに必要な皮脂やミネラルまで取られてたんぱく質が脆くなり、ツヤが無いパサパサした毛質に変えてしまいます。

(4)ゴシゴシ強い力での洗髪
力の入れ過ぎは頭皮に負担をかけるばかりでなく、代謝バランスを保つ神経の働きを乱し、皮脂の分泌量の増加を招いて、ベタつきがより酷くなるケースもございます。

(5)洗髪後のゆすぎ不足
洗髪後のゆすぎが足りないと、整髪料に含まれていた洗浄剤・合成油脂・保湿成分などが汚れカスとして残り、紫外線の影響で少しずつ腐って頭皮や毛穴や髪を傷つけ、地肌のベタつきや髪のゴワゴワ症状が悪化するだけでなく、炎症やアレルギー症状を引き起こす一因となっているケースもご報告されています。

ベタつき症状は「皮脂アブラをしっかり落とそう!」と思うほど逆効果。

クリアするには「潤いやツヤの維持に必要不可欠な皮脂アブラを如何にキープするか?」へと発想をチェンジしなければなりません。

最初のうちは、少し物足りなさが残るかもしれませんが、今までが取り過ぎでカサカサしていたから、むしろそれで丁度良いのです。

頭皮だけでなく、お顔や身体の洗う際にも同じことが言えます。

人間が分泌する皮脂は、ただ潤いをキープする働きだけでなく、病原菌などのウィルスから守ってくれる、とっても大切なアブラなのです。

取り過ぎてしまうと、病気に対する抵抗力も半減してしまいます。

『皮脂の潤い力をキープする洗髪法 五か条』を参考に、

【1】お湯の温度はぬるめで、37〜38度

【2】泡立ちの少ない臭いの無いシャンプー剤

【3】子供の頭を軽く撫でるような優しい力加減

【4】5本の指の第一間接までを使い小刻みに振動させる洗い方

【5】シャンプー前後のゆすぎは3〜5分掛けてしっかりと行い

ベタベタ・ゴワゴワ・カサカサ症状とサヨナラいたしましょう!

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