CO022 バサバサでツヤがない髪を救う!●●習慣!?

こんにちは。

髪の悩み解消を叶えるヘアサロン「美容室ルグラン 浜松」
艶髪(つやかみ)再生アドバイザー@田中です。

 

毎日しっかり髪を洗って、
栄養のバランスを考えた食事を摂っているのに、、、

 

「何となくバサバサして髪にツヤがない!?」

 

こんな症状で悩んでいませんか?

 

 

どんなに栄養価の高いものをキチンと食べていたとしても
胃腸でしっかり消化吸収されていなければ
髪や身体を育てる細胞のエネルギーとはならないのです。

 

 

■消化吸収を高める鍵は「酵素」の働きにあり

 

わずか数年前に爆発的に流行った「コエンザイムQ10」
今では殆ど聞かなくなり、かすかに記憶に残っている程度かと思います。

 

実はこの、コエンザイムQ10も
肌細胞の老化を防ぐといわれている「酵素」の一種だったのです。

 

 

もしかしたら、胃腸の消化吸収を高める「酵素」も
サプリメント等で補う必要があるの?

 

と心配なさらなくても大丈夫です。

 

 

元々人間の身体には、酵素を作り出す働きが備わっていますが
ある習慣が減少傾向にあるため、この働きが衰えている傾向に…。

 

 

■食習慣の簡素化が、酵素の生産量を減少させている

 

私たち日本人には、古来より食してきた「日本食」という
素晴らしい食文化があったにも拘らず、食の欧米化が進み

 

摂取する栄養バランスの変化に伴い、最近の子供達は
クセ毛の髪質や黒髪が茶色へと変わってきています。

 

 

さらに、夫婦共働きや子供の習い事などの影響からか
家庭に於ける食事の時間が短縮化の傾向にあり

 

嗜好の差はあれど、柔らかくて食べやすい簡素化した出来合ものが増え
歯ごたえのある硬いものは、著しく減っているようです。

 

 

これが意味する事は
「物を噛む回数の減少に比例して、唾液の量も減っている!」

 

言い換えると
「唾液=食物の吸収を高める酵素」が減少している事なのです。

 

 

酵素が減少すると当然、胃腸に負担が重くのしかかり
消化不良を起こしやすく、便秘や下痢を繰り返し

 

髪や身体に栄養が行き渡りにくくなり、疲れやすく
疲労が回復しにくい体質となり、ツヤの無い毛髪が育ってしまいます。

 

 

職場環境の制約などにより、5〜10分しか食事の時間が取れず
「早食いの習慣が身に付いている」あなたは特に注意が必要といえます。

 

 

■誰でも簡単に出来る! 酵素の分泌量を増やす食後のひと工夫

 

たかが唾液と考えがちですが、

 

  • アミラーゼ:消化を助ける酵素
  • マルターゼ:でんぷんを栄養にする酵素
  • リパーゼ:でんぷんを栄養にする酵素
  • オキシターゼ:細胞の呼吸に役立つ酵素(ポリフェノール)
  • パロチン:細胞の若返りを促す酵素
  • 免疫グロブリン:外敵から護る
  • NGF:脳神経細胞を再生
  • EGF:表皮細胞を増殖

 

この様に、その成分はエネルギーの宝庫です。

 

 

私の子供の頃は「最低30回は噛んでから飲み込みなさい!」
と良く言われたものです。

 

今は、そんな時間や心に余裕がある方は少ないようですから
「食後にガムを10〜20分間噛む」習慣をつけて下さい。

 

 

わずか20分噛み続けるだけで約100CCもの唾液(酵素)が分泌され、

消化吸収率が格段にアップします。

 

 

若さの維持や艶髪の回復には、ガムを噛みましょう!

 

 

ただし!!!

 

 

夜更かしが続くと、せっかくの努力も水の泡と消えますから
くれぐれもお気をつけくださいネ♪

 

 

 

髪のダメージやトラブルは私にご相談ください「専門家に直接相談してみる」 美容室ルグランが最も大切にしている髪が自分で綺麗になる力「痛めない施術の秘密を見る」

 

 

TG003 何故パーマが取れやすいのか?やっと分かりました!

そうそう、こんな感じのやわらかい髪になりたかったんです!

 

今迄パーマを掛ければ直ぐ取れてしまうし、
仕上げもドライヤーで少し乾かすだけで、全然気に入りませんでした。

 

前回パーマを掛けた時は、「こんなに切るの!」という位に
沢山カットされてビックリしてしまって、それ以来行っていません。

 

いろいろな美容室に髪の悩みを相談したのですが、返ってくる答えは
「あなたはパーマが取れやすい髪質なの」と同じ回答ばかり。

 

あまり髪の毛の事には詳しくない美容師さんばかりなのか、
原因をキチンと説明してくれる美容室には残念ながら巡り逢えずにいました。

 

今回は運良く検索で見つかり、ホームページで書かれている豊富な内容に信頼を寄せていましたが、
また裏切られるのではないか?と多少の不安もありました。

 

しかし施術を受けてみて、あまりにも内容の違うことに驚かされました。

 

頭皮や髪を詳しく診断してくれて、パーマの掛かりや取れやすい原因もちゃんと教えていただいただけでなく、
施術も時間を掛けて丁寧にしてくれて「トリートメントをしなくてもフンワリ柔らかい手触りに」
これがホントに私の髪?と思うほど…。

 

いつもこんな丁寧にブローされたこともなかったですし、カーラーを巻いて仕上げてもらった事もありません。

 

パーマが定着する髪の弾力が育つまでには約3ヶ月掛かるといわれましたが、これなら頑張れそうな気がします。
この先、私の髪質がどう変わっていくか楽しみで仕方ありません!

TG003

 

 

 

 

イオンドライヤーの気になる行く末!?

「イオンドライヤー」家電大手4社、不十分な実験で効果宣伝

 

8月23日(木)の毎日新聞で、イオンドライヤーの検証が不十分ではないか?という気になる記事がありましたので、このブログで取り上げさせていただきました。

 

「イオン発生機能付き」をうたう高性能ドライヤーについて、家電大手4社が十分な実験をせずに髪の潤いや保湿の効果があると宣伝していたことが、東京都の調査で分かった。都は景品表示法の不当表示に当たる可能性があるとして、適正な実験をするよう業界団体に要請。4社はカタログや広告の内容などを改める方針だ。

 

都生活文化局は1月、国内メーカー4社(パナソニック、シャープ、日立リビングサプライ、東芝ホームアプライアンス)の商品の広告表示を調査。その結果、全社の商品で効果を示す根拠となった実証実験の問題点が見付かった。

 

ある商品は、冷風モードで20~30分かけ続けた時のデータを表示。1回5~7分、冬は温風モードを使うのが一般的な使い方とされており、実態に即していなかった。また、3社の商品は被験者が1人だけで、個人差の検証をしていなかった。イオン発生機能がない商品との比較をしていないケースも2社であり、ドライヤーの使用前後のデータだけで頭皮の脂の低減効果を強調するなどしていた……

 

最近の流通状況を見ていると、どのメーカーも販売する商品のサイクルが短くなっていることが背景にあると思われるが、

 

ただ商品を売るためだけに躍起になって、食品の賞味期限ラベルや産地に偽造に始まり、ついには検証不十分なまま世に送り出すなどという、大手中小問わずメーカーのモラルや信用が音を立てて崩れ始めていますが、これ以上消費者を欺く行為だけは止めて欲しいと思うのが私の正直な気持ちです。

 

イオンドライヤーに限らず、効用を過信しすぎない事が大切なのでは…?

 

CMを始めとするメディアの広告では当然、効果効能をうたった良い面しか取り上げられません。
しかし、どんな商品でも良い面と悪い面の表と裏が存在します。

120904

【上記は当サロンで使用のイオンドライヤー】

 

今回記事となった「イオンドライヤー」も然り。

 

陰イオンをドライヤーの風と一緒に出すことで「空気中の水蒸気と結びついて、潤いのある艶やかな髪に仕上がる」利点を余りにも強調するような宣伝をされていますが、

 

髪に付着した陰イオンは「空気中のチリやホコリ・排気ガスや排煙の酸化物などが持つ陽イオン」を引き寄せるため、髪が汚れやすくヘアスタイルの持ちが悪くなる欠点も持ち合わせていますから、外出する場合はドライヤー終了後に少し時間をおいて帯電が収まってからがベターです。

 

さらに、髪に良いからと言って長時間使い続けると、熱によるダメージを引き起こす場合がありますので、使い過ぎにも注意が必要です。

 

これはイオンドライヤーに限ったことではなく販売されている商品全般に言えることですが、
「良い商品=簡単便利とは限らない!」ということです。

 

これからは、メーカーの言葉を鵜呑みにしたり利点にばかり目を向けるのではなく欠点までも理解した上で、
自分のライフスタイルにあった本当に必要な商品を選ぶ視点を、身に付けていただきたいと思います。

 

 

 

QA010 日焼けして赤い頭皮、色落ちした髪にヘアカラーをしても大丈夫?

先日海水浴に行ったら、日焼けで頭皮が赤くヒリヒリしてフケも出ています、ヘアカラーをしても大丈夫ですか?

 

快晴の炎天下の中ついつい遊びに夢中になり過ぎてしまい、
帰ってきてからシャンプーしようとしたらお湯がシミてヒリヒリする。

 

鏡で見てみると「分け目の部分が日焼けしていて真っ赤!」で、
フケみたいな白い物も出ていました。

 

髪の色がだいぶ落ちてしまったのでヘアカラーをしたいのですが…?

 

こんばんは、髪の悩み解消にお応えするヘアサロン
ルグラン・ヘアクリニック@田中です。

 

私からの回答ですが、

「日焼けで頭皮が赤くヒリヒリしてフケも出ている」状態を考えますと、
今回はヘアカラーは控え、炎症を起こしている頭皮のケアを優先されることをお勧めいたします。

 

頭皮に、赤み・痛み・フケの3つの症状が現れている状態は、
皮膚の炎症の中でもかなり重たい部類に入ります。

 

この過敏気味の状態では、たとえ植物性のヘナでも薬剤の力に耐えうるだけの抵抗力が無く、
症状がさらに悪化してしまう恐れが考えられますから、
ヒリヒリする傷みや赤味が治まるまではヘアカラーは控えた方が良いかと思います。

 

まずは、
・頭皮や髪に付いた塩分をしっかり落とす
・紫外線の影響を受けて酸化している整髪料類をしっかり除去
・熱を持って赤く荒れている頭皮の炎症を鎮める
・ミネラルとオイルのバランスを整える
「日焼けして荒れている頭皮のケア」を行なっていきましょう。

 

ご来店時に、頭皮の炎症状態に合わせたご家庭でも行なえるお手入れ法をアドバイスさせていただきます。

 

当サロンでは、髪や頭皮の健康を第1に考えた施術ポリシーにより、
状態がそぐわないと判断させていただいた時は、
施術をお断りさせていただくケースがございます事をご了承下さい。

 

 

 

 

CO014 髪のパサつき悪化は、●●の働きの低下?

髪がパサつくのは、タンパク質やキューティクルの傷みだけではない!?

 

髪がパサついてくると、タンパク質やキューティクルが傷んできたかな?と、誰しもが考えることと思います。

しかし、タンパク質やキューティクルの傷みの他にも、髪のパサつきに影響を与えていることがあります。

 

それは、体全体のあらゆる器官に指令を出している「自律神経」

 

この自律神経は、髪の製造に欠かせないホルモンのバランスを整えるだけでなく、体内の熱を逃がすために汗をかく、皮膚表面の血管を拡張する等、体温の著しい上昇を抑えて脱水症状を防ぐ指令も備えています。

 

もし人間の約70%を占めている水分量が不足状態に陥ると、熱中症が起こりやすくなるだけでなく、自律神経の働きも低下させてしまうようです。

 

大量の発汗による軽い脱水症状でも慢性的に続くと自律神経が乱れ、下痢や便秘・髪や肌のカサつき、夏バテといった体調不良や心のバランスを崩す原因になることも。

 

夏場は特に自律神経が乱れがちで、原因の多くは水分不足が関係しているといって良いぐらいだそう。

 

まだまだ残暑が厳しい日が続きますから、疲労を溜め込まないように、休養はしっかり摂って下さいね。

 

 

 

CO013 抜け毛対策と紫外線

紫外線はシミや肌荒れだけでなく、髪のパサつきや切れ毛などのトラブルの要因に!?

 

「紫外線」と聞くと真っ先に思い浮かぶのが、シミや肌荒れ等のお肌のダメージ。

 

しかしながら人間の毛髪は、顔の約2倍以上もの紫外線量を浴びていると言われていることから、
紫外線対策なしで外出するのは顔以上に危険なのです。

 

紫外線を大量に浴び続けると、キューティクルの7層ある皮膜が剥がれて少なくなり、髪の引き締め力(自然治癒力)が次第に衰え…

・パサつき
・枝毛
・切れ毛
・パーマが掛からない・定着が悪くなる
・ヘアカラーの色持ちが低下

…等のトラブルを招きやすくなるだけでなく、頭皮の日焼けや炎症を起こす原因にもなります。

 

外出時には、幅広で深めな日傘を差したり、ツバの大きな帽子をかぶったりして、髪や頭皮を紫外線から守ることをお勧めします。

CO012 ドライヤーの熱と自然乾燥

ドライヤーで髪を乾かすと傷みそうで、自然乾燥のまま寝てしまいます!?

 

「ドライヤーの熱は髪が傷みそうで怖いから使わない!」

 

「仕事や家事で疲れて髪を洗った後、気が付いたら乾かさずに寝ていた!」

 

「自然乾燥の方が、髪が傷まないのでは?」

 

お客様との問診の時、良くこのような質問を頂きますが…

 

髪が濡れたままや、半乾きのまま寝てしまうと
「ドライヤーで乾かすより傷むことをご存知ですか?」という質問に対して、

 

約半数の方は「ウソでしょ?」と、一様に驚いた顔をなされます。

 

この事からも、まだまだ「ドライヤーは髪を傷める!」と思っていらっしゃる方が多いと思われます。

co012

 

髪の性質を理解しましょう

 

人間の髪の毛は濡れるとキューティクルが開き、乾くと閉じる性質を持っています。

 

そして、キューティクルが開いた髪が濡れている状態では、
クシで無理矢理しごく・髪同士をこすり合わせるといった摩擦で
簡単に傷ついてしまう位とってもデリケートなんです。

 

もし1度でも半乾きや濡れたままで寝てしまうと、
枕との摩擦でキューティクルは簡単に剥がれて髪同士が絡まりあい、
髪の内部のタンパク質が傷ついて水分が保てなくなり、乾燥してパサパサ状態に。

 

一方ドライヤーの場合は、アイロンのように髪に直接熱が加わらず、
温まった風が髪に当たりますから、風量や距離や当て方を調節すれば殆ど傷みません。

 

特に夏の季節は、身体の疲れに厳しい暑さもプラスされ、ドライヤーで汗だくになる事に心も折れがち。

 

たった1回ならそれほど心配しなくても良いのでは?という
軽い気持ちがダメージの悪化を加速させてしまいます。

 

これ以上髪を痛めたくない!という気持ちを奮い立たせて、
ドライヤーで乾かしてから寝るよう心掛けてくださいね。

 

CO010 抜け毛対策とトリートメント

トリートメントによる栄養補給は本当に必要?

 

キューティクルが傷つき、ハリコシを支えているタンパク質が流れ出てしまう髪のダメージ、
髪内部に栄養を与えながら傷ついたキューティクルを補修するトリートメントケアは、
美容界ではダメージケアの常識として、殆どの美容室で採用されています。

 

 

髪は毛先のほうがより傷んでいるため、髪の中間から毛先に向けてたっぷりつけた後、
全体に伸ばして馴染ませるように付けていくのがグッド

 

根元の方にまで付けてしまうと、頭皮の毛穴詰まりの原因にもなりかねません。

 

 

私もこの「トリートメントでの栄養補給と補修」を信じて10年以上実践してきましたが、
絶えず新しい物に改良されているのに、枝毛やパサつきは無くならない事に、
フッと疑問が湧くようになりました。

 

「コレが本当に髪の為になっているのだろうか?」

 

「もっと他に良い物があるのではないだろうか?」

 

そんな自問自答を繰り返しながら迎えた運命の時、
今から16年前の春に、全く新しい毛髪再生施術に出会ってからは、
トリートメントは一切使わなくなりました。

 

髪や毛穴に付着している不純物や老廃物などをお掃除して、
本来備わっている自然な治癒力を引き出してあげる事で、
髪は自分の力で変わっていくことができます!

co010

トリートメントの油脂分で補修補正を繰り返す手当では、
髪の持つ自然な力を奪ってしまう事に気づかされたのです。

 

それからです、お客様の髪が少しずつ綺麗になってきたのは…。
ただ、一般的な美容の常識とは180度違うため、最初は信じてもらえませんでした。

 

 

髪を痛めるのは簡単ですが、美しい髪を育てるのには時間が掛かるため、
どうしても途中で挫折してしまいがち。

 

 

しかし、ひとり一人の状態に合わせたサロンでの施術と
私からのアドバイスをご自宅で実践していただき、
2ヶ月、3ヶ月、半年と通っていただくごとに、
少しずつ髪は甦ってきます。

 

 

トリートメントをしているのに髪の傷みが良くならない!とお悩みのあなた、
ぜひ一度、そのお悩みを私にお話しください。

 

 

精一杯心を込めて対応させていただきます。

 

 

CO009-1 抜け毛対策とシャンプーについて

間違ったシャンプー選びや洗い方を続けていると、抜け毛が増え髪が痩せる!?

 

当サロンでは毎回、施術に入る前に
毛髪診断やご家庭でのお手入れ法などの問診をさせて頂いておりますが、

頭皮や髪にダメージを抱えている方の10人中8人は、間違ったシャンプー知識をお持ちでした。

 

 

「このスベスベの手触りは最高!」「しっかり汚れを落とそうとゴシゴシ洗っている!」

「ノンシリコンだから安心!」「タップリ泡が立たないと洗った気がしない!」

「キシキシすると傷んだ気がする!」「このシャンプーの香り大好き!」

 

もしあなたが、これらの選び方や洗い方を続けているとしたら近い将来、
抜け毛や髪痩せで悩む確率が高いと言えるでしょう。

 

たかがシャンプーされどシャンプーですから、
抜け毛・細毛予防に役立つ、正しいシャンプー知識を学んでいただけたらと思います。

 

シャンプーの意味と本当の役割とは?

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シャンプーの由来は、紀元前のハンガリー語の文献にあり、「マッサージする」という意味で、
マッサージのために香油を塗る・原料として使われていたキンコウボクから取ったと考えられているそうです。

 

シャンプーの役割は一般的には、汚れを落とす事と考えられていますが、
毛髪再生のヘアサイクルに照らし合わせると、マッサージをすることで血流を良くし、
ホルモンの代謝バランスを正常な状態に整える意味が含まれていると思われます。

 

■血流が良くなると、胃腸から運ばれてきた髪の卵を育てる栄養分が、頭皮の隅々まで行き渡るようになり、弾力のある髪が育ちます。

■ホルモンの代謝バランスが正常な状態になることで、髪の卵の元となる男性ホルモンと女性ホルモンがしっかり供給され、ツヤと潤いのある髪に育てます。

 

 

たかがシャンプーでしょ!と軽く考えないで、愛情と労りの心を持って洗ってあげて下さいね。

 

 

CO007 抜け毛対策とブラッシング

髪を洗う前のブラッシング、毎日しなければならないのでしょうか?

 

「美しい髪を育てるためには土台となる頭皮を整えないとませんから、シャンプー前にはブラッシングを行い、髪や頭皮についたホコリや汚れを浮かせておきましょう!」

 

あらゆる美容雑誌等にご家庭でのヘアケアとして、ブラッシングの有効性が掲載されていることを良く見掛けます。

 

ブラッシングは、頭皮の血行を良くし、髪・頭皮・毛穴の汚れを浮かし、もつれた髪を整える働きがあり抜毛対策に於いても大切であることは、私が美容師の修行を始めた30年程前から紹介されていました。

 

しかしながら当時と今現在では、環境・生活スタイル・整髪料も大きく変わり、汚れも複雑化しているため、ブラッシングだけでは落とし切れないケースもしばしば。

 

さらに最近では、頭皮に赤み・湿疹・炎症などの皮膚炎の症状を抱えている方が著しく増えていることから、髪と頭皮の傷みや症状の悪化を考慮してお勧めしないケースもあります。

 

とはいえ、髪を長時間縛っていたり、髪が絡まっている時、冠婚葬祭等で整髪料を使って髪を固めた時などは、髪のもつれをほどくためにブラッシングは必要かと思いますが、毎日しなければならない?ということはなく、症状を考慮しながら行なっていけば良いでしょう。

 

使用するブラシは、クシの部分にゴムのクッションが入った専用の物を使い、
くれぐれもブラシで無理矢理髪を引っ張らないこと!

そして、いきなり地肌からブラシをかけるのではなく、
毛先の方から少しずつもつれを取っていきながら髪全体をとかしましょう。

 

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