【細毛対策】天使のドライヤー!? 悪魔のドライヤー!? - 美容室ルグラン 浜松｜髪の悩み解消を叶えるヘアサロン

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【細毛対策】天使のドライヤー!? 悪魔のドライヤー!?

いきなり質問です！

あなたは、ドライヤー派ですか？

それとも自然乾燥派ですか？

もちろん私はドライヤー派ですが、
世間一般では、まだまだ自然乾燥派が多いようです。

その理由はというと

「乾かすのが面倒だから…!?」

「ドライヤーを使うと傷むから!?」

この２つが、大きな足かせとなっているようです。

■ドライヤーで髪を乾かす意味とは!?

乾かすのが面倒だから！

確かに、仕事や家事が夜遅くまで長引いてしまった時は辛いかもしれません。

でも、面倒くさい！と言いながらも
"お顔のお手入れは念入りにしている"話をお聞きしてしまうと
正直、髪を綺麗にするお仕事をしている私としては悲しくなってしまいます。(ﾉ_･｡)

ナゼ私が「髪を乾かす」という些細な作業のことで大騒ぎをしているのかと申しますと、
将来の髪の健康に大きく関わってくるからです。

人間の毛髪は、水分を含んで濡れている時には
「膨らんでゴムのように伸び！」

水分が蒸発して乾いてくると
「キューっと引き締まって縮みます！」

これは本来備わっている髪の防御機能の収斂（しゅうれん）という力で、
私は"引き締め力"または"素髪力"と呼んでいます。

もし、たった１回でも髪を濡れて膨らんだままの状態で放置してしまうと
「髪の防御機能」が発揮されないばかりか、、、

そこに摩擦などのチョットした力が加わるだけで、
髪の一番表面にあるキューティクルは、簡単にささくれたり・剥がれたりてしまいます。

お悩み相談等でお聞きする「硬くゴワゴワする」「髪が絡まってしまう」
原因の８０％以上は、 乾かし不足や自然乾燥によって起こっていますから、
心当たりのある方はお気をつけ下さいね。

もし、乾かし不足の半乾きの状態を永きに渡り続けていますと、
ゴワゴワや絡まりの症状がどんどん進行していき、最悪の場合
切れやすい細い毛髪に変わってしまう恐れが大きいからです。

髪の防御機能（キューティクル）を保護して将来の髪の健康を維持するためにも、
シャンプーが終わったら速やかに乾かして下さいネ。

■ドライヤーの目的は髪型を作る事ではない!?

ドライヤーは「髪型を整えるもの！」という目的で使用していると
どうしても先程のような"面倒くさい！"という思考に支配されてしまいます。

じゃぁどうすればいいのか？

そんな時、私はこんな言葉を投げかけます。

「毛髪が一番輝きを放つのはどんな時かご存知ですか？」

答えは「髪内部の水分量が11〜13％にある時」です。

この髪の水分量を11〜13％に整えることこそ、
ドライヤーの本来の目的なのです。

この11〜13％の水分量に調整する時、
最も髪の負担が少なく短時間で可能にするのが「ドライヤー」なのです。

ドライヤーは、髪型を整えたり髪のツヤを出したりと、
正しい使い方をすれば「天使」のような道具なのですが、

少しでも使用法を間違えると
髪を傷つける「悪魔」へと豹変してしまいます！

■ドライヤーの機能を正しく使えば傷まない!?

ご家庭用のドライヤーは、700〜1000ワットタイプが多く、
サロンで使うプロ仕様のドライヤーは、1200〜1500ワットタイプ。

ドライヤーには、髪内部の水分量が11〜13％に調節して
髪ヘのダメージから守るように様々な機能がついています。

機能を見てみると、

・風量調節の「強風・弱風」

・温度調節の「温風・冷風」

・風の方向を定めるノズル

・熱だけを与えるノズル

・陰イオン発生装置

・ミスト発生装置

…などが代表的な機能です。

ご家庭で使うタイプであれば、
「強風・弱風」「温風・冷風」の２つの機能があれば大丈夫です。

髪を傷めないドライヤーの使用法は、

１「温風・強風」シャンプー後の濡れた髪の水分を３割程飛ばす。

２「温風・弱風」根元の方向性を付けるように５割程度まで乾かす。

３「温風・弱風」ブラシを使って形付け

４「冷風・弱風」しっかり形付けしたい箇所や最後の仕上げ時には 冷やしてキューティクルを引き締める。

髪を傷めてしまう方や髪型が長持ちしないは、
毛先の形付けばかりに気持ちが行ってしまうケースが殆ど。

根元をキチンと乾かして方向性を付けてあげれば、
ボリュームや髪型も長持ちしますから、
ぜひ上記のような髪を傷めないドライヤー法を実践してみて下さい。

これからの寒い季節は、
髪を早く乾かさないと風邪を引いてしまいます。

吸収力が高いタオルを使って包んであげると
髪が早く乾いてドライヤーを使う時間も短縮でき、

インフルエンザ対策や愛する髪のためにも
チョットだけ奮発してあげてはいかがでしょうか？

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