パーマ液選びの基礎とは…？ - 浜松市 美容室 髪の治療院の抜け毛対策ケア

あなたの体験したナゼ？から救う、ワンポイントアドバイス

お宅の美容室では
「どこのメーカー製」のパーマ液をお使いですか？

「アルカリ性」それとも「弱酸性」のタイプ？

あなたはお電話で、こんな質問をした経験はないですか？

こんにちは。

艶髪再生アドバイザー＠田中です。

パーマをかける時に、まず気になるのが「パーマ液による傷み」

一般的には、有名メーカーほど傷まないと思われているようですが、
私はそのようには考えていません。

なぜなら、

約３０年という美容師生活で、
何百種類という薬液と向かい合ってきたからです。

そもそも、パーマ液に良し悪しなど存在しないのです。

某有メーメーカーの物でも、弱小メーカーの物でも、
香料などに多少の違えはあれど、
基本的な内容成分はほとんど変わりはありません。

ではナゼ、この様なことが常識として
広く知れ渡ってしまったのでしょうか？

遡って考えていくと“美容師さんの勘違い”が
ことの発端のようです。

パーマ液には、髪の質や状態に合わせて
大体「強、普通、弱」の３種類が用意されています。

これは、根元から毛先まで髪の状態が違う場合でも均一に掛かるように
との考えから造られたものです。

傷みがない健康毛ほど、形が付きにくいですからパワーのあるタイプを、

傷みが酷いダメージ毛ほど、形が付きやすいですからパワーのないタイプを

使い分けていくのですが、

この時、何を勘違いしたのか
パーマ液の強弱で掛かり具合を調節したり
弱いタイプのパーマ液ほど毛髪保護成分が沢山入っているから良い

と考えてしまう美容師さんが多数でてしまったことが切っ掛けで、
お客様に色んな形で広まったと考えられます。

このことが発端となり、いま現在も脈々と受け継がれている
ある意味、負の財産とも言えるかもしれません。

創意工夫と技術力で髪を痛めずにパーマを掛けるのが
高いお金をいただく本当のプロ。

薬液に配合されている美容保護成分だけに頼り過信することで
大切な髪を傷めてしまう結果を招いてしまう美容師さんが、

いかに多いことか！？

お客様からいただく「傷まないパーマと言っていたのに傷んだじゃない！」
という言葉に凝縮されています。

パーマは薬液がかけるのではなく、美容師の手作業を介して掛けるもの！

いかにいくら高級な薬液といえど、それを扱う人の知識と技術力がなければ傷めてしまいます！

ですから、アルカリや弱酸性などのタイプ、メーカー名、保護成分を気にするより、

担当の美容師さんがどれだけ大切に髪を扱っているか！

どれだけ真剣に髪質を見ているか！

施術する人の想いや心遣いが伝わってきますか？

本当に優れた技術者は、
髪のとかし方ひとつとっても丁寧で優しいはずですから。。。

あなたの、髪の悩み解消のお役に立てたら幸いです。

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