あすからの営業開始に備え、お花の活けかえと店内清掃などをこなしながら、疲れた身体と心を癒しています。
浜松の髪の悩み解消を叶えるヘアサロン 美容室ルグラン公式ブログ
こんにちは、美容室ルグラン店長の田中です。
暑い日が続いておりますが、夏バテはしていないですか?
私は、夏バテや夏カゼにやられることもなくバリバリ仕事をこなしています。(笑)
さて、今日はルグランよりお知らせがあります。
本日8月20日(月)〜22日(水)の3日間、
夏期休暇を頂きます。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、
どうぞよろしくお願いいたします。
尚、ご予約やお問い合わせ、ご予約メールに関するご返信は
休暇明けからとなります事をご了承下さい。
美容室ルグラン 田中和義
サロンで頭皮や髪の健康状態を髪用の顕微鏡で見てみると、
ご家庭でのシャンプーやトリートメントをした後のすすぐ時間が少ないかな?と
感じる方が、依然として多く見受けられます。
整髪料のすすぎ残しは、頭皮のベタつきや毛穴詰まりを招き、フケやかゆみを伴うケースも。
特に、額の生え際、耳の後ろ、襟足…などの頭皮や毛穴は指が届きにくいため、
白いフケ状の汚れカスが残っていたり、赤味のある炎症が見られるケースが多々あります。
フケやかゆみが気になるから!といって、シャンプー剤の量を増やしたり、
強い力でゴシゴシ洗ってしまったら、かえって症状が悪化する恐れがあります。
そんな時は、シャンプー前後のすすぎを、人差し指から小指の4本の指の
第1〜第2関節を使って細かく動かしながら、3分以上の時間を掛けて、
37〜38度のぬるま湯ですすいでみて下さい。
もし、上記のすすぎ法を試みて、7〜10日経っても症状が好転しない場合は、
皮膚科医による診察をお勧めいたします。
初期症状のうちに手当てしていただくと改善も早いのですが、
もし長期間放置してしまった場合、改善にも長い時間が掛かることを肝に命じて下さい。
あなたの頭皮のベタつきやフケ・かゆみ、抜け毛症状の解消に
お役に立てれば幸いに思います。
キューティクルが傷つき、ハリコシを支えているタンパク質が流れ出てしまう髪のダメージ、
髪内部に栄養を与えながら傷ついたキューティクルを補修するトリートメントケアは、
美容界ではダメージケアの常識として、殆どの美容室で採用されています。
髪は毛先のほうがより傷んでいるため、髪の中間から毛先に向けてたっぷりつけた後、
全体に伸ばして馴染ませるように付けていくのがグッド
根元の方にまで付けてしまうと、頭皮の毛穴詰まりの原因にもなりかねません。
私もこの「トリートメントでの栄養補給と補修」を信じて10年以上実践してきましたが、
絶えず新しい物に改良されているのに、枝毛やパサつきは無くならない事に、
フッと疑問が湧くようになりました。
「コレが本当に髪の為になっているのだろうか?」
「もっと他に良い物があるのではないだろうか?」
そんな自問自答を繰り返しながら迎えた運命の時、
今から16年前の春に、全く新しい毛髪再生施術に出会ってからは、
トリートメントは一切使わなくなりました。
髪や毛穴に付着している不純物や老廃物などをお掃除して、
本来備わっている自然な治癒力を引き出してあげる事で、
髪は自分の力で変わっていくことができます!
トリートメントの油脂分で補修補正を繰り返す手当では、
髪の持つ自然な力を奪ってしまう事に気づかされたのです。
それからです、お客様の髪が少しずつ綺麗になってきたのは…。
ただ、一般的な美容の常識とは180度違うため、最初は信じてもらえませんでした。
髪を痛めるのは簡単ですが、美しい髪を育てるのには時間が掛かるため、
どうしても途中で挫折してしまいがち。
しかし、ひとり一人の状態に合わせたサロンでの施術と
私からのアドバイスをご自宅で実践していただき、
2ヶ月、3ヶ月、半年と通っていただくごとに、
少しずつ髪は甦ってきます。
トリートメントをしているのに髪の傷みが良くならない!とお悩みのあなた、
ぜひ一度、そのお悩みを私にお話しください。
精一杯心を込めて対応させていただきます。
・シャンプーは頭皮を洗うもの、泡立ちが少なく皮脂(弾力と潤いの素)を取り過ぎない物を選びましょう!
髪を洗う物ではないですから、手触りをスベスベさせる美容成分も香料も必要ありません。
・手指の第1〜第2関節を使い、優しい力で細かく動かしながら
1センチ間隔を少しずつマッサージする要領で洗っていきます。
・頭皮は普段の生活であまり動かさないと言っても非常にデリケート。
優しいマッサージでも十分に血行が促進され、汚れもちゃんと落ちます。
・シャンプー後のキシキシ感は、髪が本来持っている自然な力(引き締め力)で生きている証し。
リンスをつけなくても、キューティクルを整える力は備わっています。
◆シャンプー剤を髪に付けてもみ洗いしている
ハリ・コシ・うるおいを支えている皮脂を摂り過ぎ、キューティクルを傷つけてしまい、
パサつきが悪化します。
◆頭皮に爪を立てて洗っている
爪を立てて洗うなんてもってのほか!
非常に薄くデリケートな頭皮を傷つけて、傷口から雑菌が入って炎症を起こしてしまいます。
◆強い力でゴシゴシ洗っている
強い力でゴシゴシ洗っても、汚れの落ちる量は変わりません!
強すぎる刺激は、代謝バランスの指令に乱れが生じ、皮脂がたくさん出てきたり、
赤味のある過敏性頭皮となってしまいます。
◆ベタベタ感が残るのが嫌で2度洗いしている
汚れや脂分をしっかり落とそうと2度洗いを繰り返していると、弾力と潤いの素である皮脂が不足気味に!
髪と頭皮が脂切れを起こしてパサパサ・カサカサになり、次第に髪が痩せて切れやすい毛質になってしまいます。
◆ノンシリコンの物を選んでいるから安心
ノンシリコンだから、天然由来だから安全安心、合成成分だから危険、という事はありません!
香料・油脂分・防腐剤の中には厚生省が把握できていない、
皮膚に障害を起こすかもしれない未知の成分が含まれている可能性があるからです。
最近「メチルイソチアゾリノン」「メチルクロロイソチアゾリノン」という工業用殺菌剤を防腐剤として使用、
パーマが掛からない・カラーの色が付かない・皮膚に炎症を起こすという症例があったそうです。
◆シャンプー後の手触りがスベスベして気持ち良い
手触りが良いから傷んでいない!というのは大きな間違い。
一時的には良くなったと感じても、手触りを良くする油脂成分が紫外線によって劣化し、タンパク質を傷つけていきます。
◆シャンプー剤は、好きな香りかどうか?でチョイス
配合されている香料は天然や合成を問わず、その日の体調や体質にもよりますが、
少量でも皮膚に付着すれば障害を起こす可能性があるという事です。
ただ、香りによる癒しを求めるか、商品の安全性を求めるかは、あなた次第です。
抜け毛の増加・予防の対策には、髪の生育環境を整えることが基本ですから、
シャンプー剤選びや洗い方は慎重に行なう必要があるのではないでしょうか?
当サロンでは毎回、施術に入る前に
毛髪診断やご家庭でのお手入れ法などの問診をさせて頂いておりますが、
頭皮や髪にダメージを抱えている方の10人中8人は、間違ったシャンプー知識をお持ちでした。
「このスベスベの手触りは最高!」「しっかり汚れを落とそうとゴシゴシ洗っている!」
「ノンシリコンだから安心!」「タップリ泡が立たないと洗った気がしない!」
「キシキシすると傷んだ気がする!」「このシャンプーの香り大好き!」
もしあなたが、これらの選び方や洗い方を続けているとしたら近い将来、
抜け毛や髪痩せで悩む確率が高いと言えるでしょう。
たかがシャンプーされどシャンプーですから、
抜け毛・細毛予防に役立つ、正しいシャンプー知識を学んでいただけたらと思います。
シャンプーの由来は、紀元前のハンガリー語の文献にあり、「マッサージする」という意味で、
マッサージのために香油を塗る・原料として使われていたキンコウボクから取ったと考えられているそうです。
シャンプーの役割は一般的には、汚れを落とす事と考えられていますが、
毛髪再生のヘアサイクルに照らし合わせると、マッサージをすることで血流を良くし、
ホルモンの代謝バランスを正常な状態に整える意味が含まれていると思われます。
■血流が良くなると、胃腸から運ばれてきた髪の卵を育てる栄養分が、頭皮の隅々まで行き渡るようになり、弾力のある髪が育ちます。
■ホルモンの代謝バランスが正常な状態になることで、髪の卵の元となる男性ホルモンと女性ホルモンがしっかり供給され、ツヤと潤いのある髪に育てます。
たかがシャンプーでしょ!と軽く考えないで、愛情と労りの心を持って洗ってあげて下さいね。
髪を簡単にサッと濡らした後、直ぐにシャンプー剤をつけている!お手入れを続けていると、
下記の写真のような頭皮の状態になっているケースが考えられます。
前の日にシャンプーしても1日経つ間には、空気中の酸化物やチリやホコリ・
皮脂・汗・整髪料等の汚れが、髪・頭皮・毛穴を覆ってしまいます。
もし、シャンプー前のお流しを簡単に終えてしまうと、髪や頭皮に残った汚れが、
シャンプー剤の洗浄成分とともに髪の中に入ってしまい、髪の組織を痛めてしまいます。
シャンプーをつける前の予備洗いは、
・37〜38度のぬるま湯を使い、
・地肌は指の腹で小刻みに動かし
・髪は指を広げて毛先に向かってとかす様に流し
3分以上、しっかりとすすぐのがポイント!
時間を掛けて髪と地肌をしっかり洗うことで、汚れの7~8割は落ち、
シャンプーの泡立ちもぐんと良くなりますから、今日から即実践してみて下さいね。
「美しい髪を育てるためには土台となる頭皮を整えないとませんから、シャンプー前にはブラッシングを行い、髪や頭皮についたホコリや汚れを浮かせておきましょう!」
あらゆる美容雑誌等にご家庭でのヘアケアとして、ブラッシングの有効性が掲載されていることを良く見掛けます。
ブラッシングは、頭皮の血行を良くし、髪・頭皮・毛穴の汚れを浮かし、もつれた髪を整える働きがあり抜毛対策に於いても大切であることは、私が美容師の修行を始めた30年程前から紹介されていました。
しかしながら当時と今現在では、環境・生活スタイル・整髪料も大きく変わり、汚れも複雑化しているため、ブラッシングだけでは落とし切れないケースもしばしば。
さらに最近では、頭皮に赤み・湿疹・炎症などの皮膚炎の症状を抱えている方が著しく増えていることから、髪と頭皮の傷みや症状の悪化を考慮してお勧めしないケースもあります。
とはいえ、髪を長時間縛っていたり、髪が絡まっている時、冠婚葬祭等で整髪料を使って髪を固めた時などは、髪のもつれをほどくためにブラッシングは必要かと思いますが、毎日しなければならない?ということはなく、症状を考慮しながら行なっていけば良いでしょう。
使用するブラシは、クシの部分にゴムのクッションが入った専用の物を使い、
くれぐれもブラシで無理矢理髪を引っ張らないこと!
そして、いきなり地肌からブラシをかけるのではなく、
毛先の方から少しずつもつれを取っていきながら髪全体をとかしましょう。