QA009 ヘッドスパとはどの様な施術ですか?

細毛に悩んでいる50代の主婦ですが、ヘッドスパをやれば太くしっかりした毛になると聞いたのですが、どの様な施術なのですか?

 

当サロンのヘッドスパ※1は、「髪・頭皮・毛穴の老廃物を除去するデトックス」「水分・脂分バランスを正常に戻す」「気功マッサージでリンパの流れと血行を促進し代謝を活性化」これら3つの施術を融合させることにより髪の自然治癒力が甦り「健やかな毛髪が育つための生育環境を整える」特徴がございます。

 

(※1ヘッドスパとは、頭皮と毛穴のスキャルプケア+リラクゼーションを融合した施術を指します。)

 

髪・頭皮・毛穴の老廃物を除去するデトックス

シャンプーやすすぎをしっかり行なっても落とし切れない「整髪料の主成分である油脂分や香料・空気中の目に見えない酸化物・余分な皮脂」…など、健康な髪を育む上で本来必要としないこれらの老廃物が、毎日のように髪・頭皮・毛穴に溜まっていきます。

 

将来的に、抜け毛や細毛の原因の1つとなるこれらの老廃物を、熱ではなく超音波を使ったオリジナルの特殊な施術で取り除く、敏感肌の方にも安全安心なケアです。

 

 

水分・脂分バランスを正常に戻し生育環境を整える

髪の健康と自然治癒力を支えているのは、トリートメントによるタンパク質の補給ではなく、ミネラル分・皮脂・空気の3大栄養素であることは、カリスマ美容師でもご存知ないかもしれません。

 

身体の体液に最も近いといわれている「74種類の天然ミネラル含有の弱アルカリ水」「身体から分泌される皮脂に最も近いとされる脂分」を髪と頭皮の隅々まで循環させることで、健康な髪が生育する水分・脂分のベストバランスに近づけていきます

 

 

気功マッサージでリンパの流れと血行を促進し代謝を活性化

肩や首がコリ易い方は頭皮のコリも酷く、血行不良で硬いケースが多いため、せっかく栄養のある食べ物をとっても血液の流れが悪いためにフルに活用されません。

 

頭のツボを気功マッサージで刺激することで、硬くなっていた頭皮のコリがほぐれ、頭皮〜顔にかけてのリンパの流れも正常になり、血行の流れも促進されることで胃腸で消化吸収された栄養も髪の製造工場(毛根)までしっかり届くようになります

 

これら3つの行程を行うことで生育環境が整えられ、健康でハリコシある毛髪が育つ土壌が生まれるのです。

 

こちらはヘッドスパ後に撮影した写真で、緑色をしているのが髪・頭皮・毛穴から出た老廃物です。

(あなたの髪や頭皮も知らず知らずのうちに沢山の老廃物を溜め込んでいるかもしれませんヨ。)

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ただ、ヘッドスパでいくら土壌を整えても、ご家庭で間違ったヘアケアをされたり、睡眠不足・ストレス・夜型生活・栄養が偏った食事…などを繰り返していては、生育環境の整備は無意味となってしまいます。

 

抜け毛や細毛の改善は、「老廃物等を取り除いて環境を整える外側のケア」と「栄養バランスの調整と配達を担う内側のケア」のどちらか一方がかけても不十分で、両面からのケアが必要と言えるでしょう。

 

 

ハリコシのある髪を育てたい!とお考えのあなた、
美容室ルグランまでぜひ一度ご相談下さい。

 

 

QA008 髪のパサつきケアで大切なことは何でしょう?

トリートメントをタップリ付けても、つや出しワックスでセットしても、髪のパサパサパサが一向に改善されないんです!?

 

髪がパサパサして「スタイルがまとまらない」、髪にツヤがなくて「老けて見られる」とお悩みのあなた。

 

今回はこの「パサつきのメカニズムとうるおい対策」について簡単に解説したいと思います。

 

人間は体重の約70%もの体液という水分を体内に蓄えていることで、細胞を作ったり身体を動かすエネルギー、皮フや臓器の潤い維持、体温調節…などを行っているのですが、運動や温度変化等で大量に体液が使われた後に足りない分を補給しないでいると、身体の至る所に異変のシグナルが出てきます。

 

髪もまったく同じで、11~13%の水分を髪内部にキープすることで潤いを維持しています。

中でも特徴的なのは、「キューティクル」が弁の役割を担って空気を出し入れする機能が備わっていることです。

 

植物が空気中の二酸化炭素を取り込んで光合成のエネルギーとする様に、髪もキューティクルを開閉して空気中の水蒸気を取り込む事で潤いを補い、しなやかさとツヤを保っています

 

もし髪内部の水分量が何らかの原因で著しく減った場合には、「パサつきと」いうシグナルで教えてくれます。

 

 

あなたの一番の悩みである「パサつきのシグナル」を引き起こす原因として考えられるのは…

◆パーマ・カラー剤などの異質物の残留、
◆ドライヤーでの乾かし過ぎ
◆エアコン等の冷暖房機器の熱や風
◆太陽からの強力な紫外線
◆空気の乾燥

…等による「化学的・物理的ダメージ」

 

 

更には、
◆血圧降下剤の服用
◆肝疾患や低血圧による血流障害
◆術後・生理前後・妊娠出産

…等による「身体の代謝機能の乱れによるダメージ」もございますので注意が必要です。

 

 

☆これら失われた髪の潤いを取り戻すために一番必要なのは、足りなくなった水分を与えてあげることです。

ただ水分であれば何でも良いの?というと、そうではなく、毛髪の成分である16種類のミネラルが含まれていればベストですが、保湿成分等が一切含まれていない天然ミネラル水であればベターです。
人工的にミネラルを入れて作られた水でも良いのですが、自然の水には適いません。

 

 

なぜなら、人間の髪・肌・身体には、異物の進入から身体を守る「防御作用」があり、ミネラル以外の成分は天然や人工に関係なく、どんなに高級で身体に優しい保湿成分であっても髪内部では異質物とみなされ、身体の防御作用によって馴染まないからです。

 

 

トリートメントや整髪料に頼っているあなたは是非、水分補給を見直してみてください。
髪が本当に喜びを感じた時には「天使の輪」という最高の笑顔で応えてくれます。

 

 

パサパサ髪を直したい!とお考えのあなた、
美容室ルグランまでぜひ一度ご相談下さい。

 

 

 

CO006 髪や身体の健康維持には、どんなお塩を摂るか?が大切

熱中症予防にも大切な役割を果たしているお塩

 

髪のパサつき、頭皮のかゆみ、お肌の乾燥、身体の冷えの症状とも深〜く関わっている塩分。
良いお塩がないかな〜と探していたら、目に飛び込んできたのがコレ。
容器が可愛くて、思わず衝動買いしちゃいました!(*^▽^*)
(内容成分もグッドでしたヨ。)

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QA007 パーマで痛むのは、薬液よりも●●!?

美容院で傷まないパーマを希望したのに、ゴワゴワ・パサパサな髪に!?

 

「私達のお店では、傷まない薬液を使用していますからパーマで髪は痛みません!と言ったのに…
次の日にシャンプーしたら、嫌な臭いはするし、乾かすとゴワゴワパサパサで全然まとまらず、ツヤも無くなってしまいました!」

 

こちらのケースのようなパーマやヘアカラーでのトラブル相談は、まだまだ後を絶ちません。

 

パーマの施術に於いて、薬液の力だけに頼っている美容室ほどトラブルが多い様に感じます。

 

 

パーマで髪が痛む原因は薬液よりも人的施術?

 

10年ほど前でしょうか、パーマ液の中に髪を漬けて置く実験をしたのですが、健康な髪の場合は長時間放置しておいても殆ど変化は見られませんが、傷んだ髪の場合ではフニャフニャ伸び易い状態にまで弱ってしまいます。

 

 

近年では、毛髪保護成分の研究が進み様々な毛質や髪の状態に対応可能となって髪への負担はかなり減っているパーマ液とはいえ、主成分がアルカリ性であろうと弱酸性であろうと化学の力を借りて髪の形を無理矢理変える訳ですから、100%ダメージが無いということはありません。

 

 

ですから、パーマやヘアカラーを繰り返して保護能力が低下したデリケートな髪を扱う場合は、刺激に敏感になっているため特に細心の注意が必要になってきます。

 

 

なぜなら、毛質や髪の状態に合ったパーマ液を使用しても、

◆ゴシゴシ力を入れて洗うゆすぎ・シャンプー
◆施術行程の中で「高い熱」を使っている
◆薬液を付けた後に、クシを使ってゴシゴシとかす
◆巻く時に、頭が動く程ぐいぐい引っ張りギューギュー力を込めて巻き込む
◆形を定着させる2液の使う量が少なく、組織が完全に戻り切っていない
◆パーマ後のすすぎが不十分で、薬液や不純物が髪の中に残っている

これらの様な人の手を介した施術で「熱」「摩擦」「力加減」「不純物の残留」による刺激を与えてしまえば髪の傷みは著しく高くなり、ゴワゴワ・パサパサな仕上がり感を生んでしまうからです。

 

また、二人以上で施術されれば当然、パーマのかかり具合や傷み具合は違ってきます。

 

パーマのダメージから守るには、傷まないパーマ液を使っている!よりも、心から髪を大切に想う痛めない施術をしているか?が重要だと言うことです。

 

 

当サロンでは、頭皮や髪に「熱」「摩擦」「力加減」「不純物の残留」といった負担のかからない施術を一人の技術者が責任を持って行ない、1液〜2液に至るまで毛質や髪の状態に合わせて独自にブレンドするパーマ液を使用しているため、他店では絶対真似が出来ないパーマとなっています。

 

 

大切な髪を痛めたくない!とお考えのあなた、
美容室ルグランまでぜひ一度ご相談下さい。

 

 

 

QA006 【地肌や髪がベタつくのはシャンプーのせい? いいえ、それだけではありません。】

「毎日ちゃんと洗っているのに地肌や髪がベタベタ!これって使っているシャンプー剤が悪いの?」

 

今まで経験したことが無いような症状が1週間以上も続いてしまうと、誰しもが不安になってしまいます。

 

 

ましてや、使い慣れていたシャンプー剤を変えたばかりだとしたら、尚更です。

 

 

こんな時、シャンプー剤や洗い方に原因があるのでは?とおっしゃる美容師さんは、生えている髪の毛のことしか見えていないかと思われます。

 

 

何故なら、頭皮や毛穴の状態、毛穴の中で生まれてくる髪や、成長過程にある髪にまで想いを寄せていると、もっと広い視野で原因を捉えるられるもの。

 

 

睡眠時間、就寝時間、食べ物の好き嫌い、食事の時間、体温の変化、ホルモンバランス、薬の摂取、感情の変化、疲労…など、シャンプー剤や洗い方よりも、生活習慣・食生活・身体・心に原因のあるケースの方が多いくらいです。

 

 

・就寝が夜の12時を過ぎていませんか?
・夜中に何回も目が覚めていませんか?
・塩っぱい、油っこい、甘い物をたくさん摂っていませんか?
・食事の時間が不規則ではありませんか?
・体温が35℃台ではありませんか?
・生理不順ではありませんか?
・甲状腺の数値は正常ですか?
・ホルモン系の薬を内服していませんか?
・くよくよ悩みやすいタイプではありませんか?
・ジュース類を飲むことが多くないですか?
・寝る前にアイスクリームを食べていませんか?

 

……なども、地肌や髪のベタつきに関係があるとされています。

 

 

あなたは心当たりがありませんか?

 

 

シャンプーや洗い方も大事ですが、身体の中からのケアはもっと大切です。

 

 

専門的な知識を元にした正しいアドバイスと施術で良質な髪のコンデションを整え、まとまり易い美しいヘアスタイルを実現していきましょう。

 

 

 

TG001 パーマ・ヘアカラー同時にやったのにこの髪ツヤ!?

【パーマとヘアカラーを同時にやったら傷むかな?と思ったのに、この髪ツヤには驚きです?】

 

5年ぶりにパーマヘアに挑戦したいと思い、カズさんに相談。

 

朝のお手入れが簡単に済むことと、大人かわいいパーマヘアにして欲しいことをリクエスト。

 

ヘアカラーの色も、染めてから2ヶ月経っているせいか毛先の色がだいぶ抜けているため、色味の補給も同時に行って頂きました。

 

 

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「前に通っていた美容院では、パーマとカラーを同時にやると結構毛先が傷んでバサバサしてしまったのですが、ルグランさんで行なっているパーマやヘアカラーは全然傷みません。施術に入る前には、髪専用の顕微鏡で頭皮の状態もチェックしてもらい、髪のコンディション調整にもタップリ時間を掛けてくれるので安心してお任せ出来ます。そして何と言っても、薬液類は全て髪質に合わせた独自調合だそうで、塗り方やお流しなどもとっても丁寧。仕上がりも、鼻にツンとくる嫌な臭いもないし、ふんわり柔らかくツヤツヤサラサラな手触りで超満足でした。(*^▽^*)」

 

 

 

 

『髪を痛めないパーマやヘアカラーをして欲しい方』『抜け毛や切れ毛などの髪のトラブルで悩んでいる方』は、1度相談してみて損はないと思いますよ。

 

 

 

CO005 髪は何処で傷み、何が悪化させているの?

【あなたのつやサラ髪をゴワゴワ・パサパサ髪に変えてしまう原因をご存知ですか?】

 

 

小学生の頃は、黒くて天使の輪が輝いていてつやサラな髪だったのに…
今では、ゴワゴワ・パサパサで艶がなくプチプチ切れてしまう程、傷んでしまったのはナゼ?

 

 

多くのメディアでは、パーマやヘアカラー等の化学的ダメージや、ドライヤー等の熱や摩擦などが、髪を痛める代表格と言われています。

 

がしかし、

 

 

この他にも髪の専門家やカリスマ美容師でさえもでも知らない「パーマやカラー以上のダメージを与える原因」が2つ存在します。

 

 

この真実を知らない限り「ヘアダメージの悪化スパイラルから抜け出せない!」と、断言しても良いくらい重要なウェートを占めています。

 

 

【美容の世界に於ける一般常識が真実とは限らない!?】

 

 

こんな事を言ったら、美容界全体を敵に回しかねませんが、あなたの髪や身体の健康を真剣に考える故、勇気を持って言わせていただきます。

 

◆合成油脂配合のリンス・トリートメントなどの整髪料類でのお手入れ

◆自然環境悪化による、汚染された空気と水の摂取

 

この2つが、髪とお肌の傷みを大きくしている元凶です!

 

 

今では、ノンシリコンを謳い文句にしたシャンプーやトリートメントでの栄養補給や補修が、傷んだ髪のお手入れの常識となっていますが、相変わらず「ゴワゴワ」「パサパサ」の傷みで悩んでいる方が後を絶ちません。

 

 

昭和初期から30年代頃まではリンスやトリートメントなどは無く、髪は石けんで洗うだけだったにも拘らず、アジアンビューティといえば日本人といわれる位、キレイな髪をしていたそうです。

 

 

確かに今と比べればパーマやヘアカラーの頻度が低かったこともあります。がしかし、
近くの山や井戸を掘って天然のミネラルが豊富な水を引いて食事や飲用に使ったり、新鮮な空気を身体に取り入れることが可能だったお陰で、髪・お肌・身体の持つ自然治癒力が100%発揮される環境にあり、空気と水の力で知らず知らずのうちに悪い物が浄化されていたのです。

 

 

また人間は、飲まず食わずでも3日程度なら生きていけますが、空気を5分ほど断たれたら簡単に死んでしまうほど脆く、髪や身体に取っては必要不可欠なのです。

 

 

ところが、今の空気やお水はどうでしょう?

 

 

排気ガスや工場の排煙・廃水から出される酸化物で汚れ、頭皮やお肌の毛穴や身体のいろんな器官を侵し、アトピー、脱毛、断毛、原因不明の疾患を引き起こす要因にも上げられている程です。

 

 

そして、シャンプー・リンス・コンディショナーはじめ、トリートメント・セット剤等に配合されている『シリコン』は2009年頃から少しずつ、髪に良くない!と紹介され始め、

 

 

2010年に入ると「ノンシリコン」が謳い文句の製品が増えてはいますが、それだけではまだまだ不十分。

 

 

なぜなら、良い香りでツルツルの手触りに仕上がる香料や合成油脂(美容成分)が入っているからです。

 

 

これらが少しでも髪の中に入ると、紫外線による酸化で内部のタンパク質を壊していき、空洞化(髪粗鬆症)によるスカスカな髪へと変わってしまいます。

 

 

美容院でのパーマ・ヘアカラー・熱で受けた化学的ダメージが、ご家庭での毎日のヘアケアによる物理的ダメージが加わることで、さらに大きなダメージへと進行させてしまいます。

 

 

いくらトリートメントでお手入れを繰り返しても、髪のパサつきはなかなか解消されないばかりか、切れ毛・抜け毛へと症状の悪化で悩む人が増えていることからも、ハリコシの弾力低下への影響は大きいと推測できるのではないでしょうか。

 

 

もしあなたが、髪のダメージの悪化を防ぎたいとお考えならば、リンス・トリートメント・整髪料…などは今スグ使用を中止し、「泡立ちが少なく、髪の引き締め力を壊さないシャンプー剤」での洗髪、良質なミネラルとオイルで潤いバランスを整えるお手入れをお勧めします。

 

 

髪が細くなったかも?量が減ってきたかも?と感じ始める前に行なって下さいね。

 

 

 

PR001 ヴィダルサスーンに憧れて…

【ヴィダルサスーンに憧れて、初めて手にしたカットハサミ!?】

 

今から約30年も前になります、このハサミを手にしたのは。

美容師であれば誰もが憧れを持っていたヴィダルサスーン。

 

本場イギリスをはじめ、世界中にサロンを持ち、各国を飛び回っていた美容界のカリスマ的存在でした。

 

そんな彼が、この小さなハサミを駆使して創作する魔法のようなヘアスタイルに魅了され、少ない給料を工面して初めて買った想い出の1品です。

 

ヘアカタログに気に入った髪型を見つけると、練習用のカツラを坊主頭になるまで何10台もカットを繰り返して、やっとの思いで技術を習得していったことが昨日のことの様に感じられます。

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今現在使用しているハサミと比べると、半分くらいの大きさしかない手の平にスッポリと収まってしまう位とても小さな物(確か4インチくらい)ですが、ヴィダルサスーンの全てを真似したい!という思いから腱鞘炎になる位、必死で使っていましたね。(笑)

 

今現在では、手首に負担がかからない様な大きめのハサミを使い、「切れ味をキープして、髪を傷めない!」ために、専門のとぎやさんに月1回ハサミを研いでいただいています。

 

 

QA005 細毛・髪痩せを防ぐために必要なこと!?

【30代のOLですが、頭頂部の髪が細くなった様に感じていて、育毛剤やトリートメントで栄養を与えているのですが直ぐにペシャンコになってしまいます!?】

10年くらいには「細毛」といえば身体の老化が主な原因として挙げられ、50代を過ぎた方々の悩み相談が多かったのですがここ2〜3年の傾向として、20代や30代の方達からの相談が増加しています。

 
細毛が低年齢化している背景には、女性の社会進出によるストレスの増加や睡眠不足・夜型の生活習慣が影響しているのではないか?と思われますが、私個人の意見としては「間違ったヘアケア」が大きなウェイトを占めているのでは?と感じています。

 
今回ご相談をいただいた、30代のOLのMさんのケースで考えてみましょう。

 
直ぐにペシャンコになってしまう状態は、毛髪のボリューム感を支える仕事をしているハリコシなどの弾力繊維の力が低下している状態と考えられます。

 
弾力を高めようと、トリートメントでいくらハリコシ成分を与えて続けても、髪の毛にとっては迷惑と感じています。
使い始めて1週間程すると硬くゴワゴワな手触りとなり、パサパサして髪型がまとまらなくなってしまうのがその証し。

 
更に、トリートメントに含まれている油脂分が髪の中に大量に残るため、ボリュームが出にくい重い質感へと変えてしまいます。

 
育毛剤での栄養補給は?と言いますと、毛穴の中に皮脂や老廃物が詰まった状態では脂分でハネ返されてしまうため、いくら塗布しても浸透していきません。

 
細毛や髪痩せの予防・解消に最優先しなければならないのは、育毛剤やトリートメントでの栄養補給ではなく、毛穴や髪に溜まっている「皮脂」「老廃物」「酸化物」を取り除く手当なのです。

 

 

【下記の写真は、相談者のMさんが実際に手当を体験した後の写真です。】

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コチラが毛穴や髪に溜まっていた「皮脂」「老廃物」「酸化物」などの汚れで、植物由来の生薬の自然な力を使用しているため緑色をしています。

 
肩に付く位の長さだからそんなに出ないかな?と考えていたそうですが、これだけ大量に出た汚れを目の当たりにしたせいか、言葉を失っていました。

 

 

もしあなたが細毛や髪痩せに不安を感じているのなら、ぜひ一度ご相談下さい。
東洋医学的思想と毛髪再生学を元にしたアドバイスをさせて頂きます。

 

 

 

QA004 髪のうねりにストレートパーマで広がりが悪化!?

【髪のうねりが酷くて広がるのでストレートパーマを掛けたら、やる前より更に広がる様になってしまいました!?】

 

1ヶ月程前に美容院に行って、髪のうねりや広がりが酷いから何とかしたい!と相談したら、ストレートパーマを掛ければ広がりやうねりも収まって、ヘアスタイルもまとまる様になりますよ!とアドバイスしてもらったので、ストレートパーマをしてもらいました。
初めの内はすごいサラサラしていて、スタイルも簡単にまとまっていたのですが、1週間を過ぎたあたりから髪がパサパサしてきて、いくら整髪料を付けても落ち着かず、前よりも更に広がる様になってしまいました。

 

最近では上記のケースの様に「毛先がピンピンはねる」「部分的に髪がうねる」「横に広がって頭が大きく見える」……などの症状が見受けられると、ヘアスタイルのまとまりが良くなるから!との理由で安易に縮毛矯正やストレートパーマを施術してしまっているせいか、施術前より症状を悪化させてしまうケースが増えています。

 

 

ヘアスタイルのまとまり感を左右するのは「毛髪のコンディション」、中でも『うるおい感』は最も大切になってきます。

 

今回のケースの様な「うねり」「広がり」といった髪の悩みは、ハリコシ調整・毛量調節・潤い補給といったヘアケアで、コンディションを整えてあげるだけで解消できるケースが多いのです。

 

 

縮毛矯正やストレートパーマの力を借りて、いくらスタイルのまとまりを良くしようとしても、髪のコンディションが悪ければ長くは持ちません。
それどころか、施術前よりも状態が悪化してしまったから何とかして欲しい!という相談が後を絶ちません。

 
その場凌ぎで安易に縮毛矯正やストレートパーマを勧めるのではなく、ひとり一人の毛質や現在の状態〜将来に向けての施術設計をキチンとアドバイスでき、髪のコンディションを大切にしてくれる美容師さんが一人でも増えてくれることを切に願っております。

 
毛穴から出ている毛髪は1度でも痛めてしまったら、元の100%の状態に戻すことは出来ないのですから…。