MO010 もし私が美容師を引退する瞬間(とき)を迎えたなら…!?

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photo credit: Thomas Hawk via photopin cc

 

こんにちは。

髪の悩み解消を叶える美容室ルグラン
髪の治療家@田中です。

 

 

「小柄な身体ながらも、足に吸い付くようなドリブルと軽やかな身のこなしで、ゴール前の密集地帯をスルスルッと抜け出してネットを揺さぶる天性のゴールハンター!?」

 

 

 

つい先日、私が大好きなサッカー選手だった、浦和レッズの田中達也選手が
最終戦でのインタビューの中でふと漏らしたひと言が、サッカー狂の私の胸にジーンと響き渡りました。

 

浦和の元日本代表FW田中が12年間身につけてきた赤いユニホームに別れを告げた。

約3カ月ぶりの先発出場で前半36分にはMF柏木のスルーパスから決定的なシュートチャンスを得たものの無得点。

後半14分に交代して敗戦の瞬間はベンチで見届けた。

リーグ最終戦名古屋戦後のような大粒の涙は見せなかったが「“ああ、終わったな”と。いつもより寂しかったし悔しい」としんみりとしていた。

 http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/12/16/kiji/K20121216004787490.html

 

「“ああ、終わったな”と。いつもより寂しかったし悔しい」

 

このひと言に凝縮されている想いに、活動する舞台は違えど
同じプロの世界で生きる一人の男として「グッ!」とくるものを感じました。

 

もちろん私の中では、まだ当分美容師を引退するなんて事は考えにも及びません。

 

がしかし、人生に於いてはこの先何があるかわかりません。

 

もしかしたら思いも寄らない事故や病気などの突発的な出来事で、
ハサミを置くことを余儀なくされるかもしれませんし、
未来に関しては誰も予測不可能ですから。

 

 

でももし借りに、この私がこの田中達也選手と同じように、ある日突然、
思い入れの強い美容師から身を引かなければ行けない時が来たとするならば…

 

真っ暗い部屋の片隅で一人ポツンと椅子に腰掛けて感傷に浸りながら、
今までの楽しかった事や苦しかった事が走馬灯のように頭の中をグルグルと駆け巡る中、

 

「顧客様には死ぬまで面倒見てね!と言われていたのに、約束を破ってしまったなぁ〜?」

 

「もっと美容師を続けて顧客様を綺麗にして差し上げたかったなぁ〜?」

 

「これから何をやっていこうかなぁ〜?」…など、

 

美容師を続けられなくなった悔しさと寂しさが入り交じった同じような想いを、
涙を流しながら「ボソボソ」と呟き続けているでしょうね?  きっと。

 

 

まぁでも心の中では、美容師と恋愛は生涯通して現役でいたい!!!
と強く願ってはいますけどネ♪

 

 

もしあなたが、この世で一番好きなことを続けられなくなったとしたら、どんな想いを巡らせますか?

 

MO009 オペラの情緒溢れる歌声に痺れました!?

こんにちは。

髪の悩み解消を叶える美容室 ルグラン
髪の治療家@田中です。

 

本日は営業終了後、顧客様よりお誘いを頂いた
オークラアクトシティホテル 浜松で開催された
「クリスマスパーティ」に奥さんと二人で参加してきました。

 

 

まずは主催者の挨拶の後、シャンパンでの乾杯と共に華やかな宴がスタート。

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運ばれてくる趣向を凝らしたお料理を堪能し

同じテーブルの列席者との会話も弾み始めた最中、

メインイベントであるショータイムがいよいよ幕開けです。

 

今回、舞台に登場した方は、オペラの本場イタリアで
「椿姫」のアルフレード役で歌劇デビューを果たした

 

「榛葉昌寛(しんばまさひろ)氏」

 

イタリア各地を始め、ヨーロッパ、アメリカ、
カナダ、台湾などで精力的にコンサート活動も行っている
テノール歌手でもあります。

 

私は、生でオペラ歌手の歌声を聴くのは今回が初めてでもあり、
本場仕込みの歌声が拝見できるとあって
このショーを何よりも楽しみにしていました。

 

 

会場全体が暗くなってショーの始まりを告げ、ピアノの伴奏とともに

透明感のある透き通った声が会場一杯に響き渡ったその瞬間、

全身に鳥肌が立った時のような身震いに襲われました!

 

そして、、、

 

「圧倒的ともいえる迫力ある声量」

「情緒豊かな表現力」

「テノール特有の艶やかな伸びのある高音域」

 

もう、どれを取っても一級品と言えるであろう
情緒溢れる歌声の美しさに痺れっぱなしでした。

 

わずか1時間弱の短いショーでしたが、本当に貴重な体験をさせていただき、
本場イタリアに行ってオペラ歌劇を見たくなってしまった程。

 

この榛葉さんの様に、世界の檜舞台で活躍されている日本人の方がいらっしゃると思うと、
同じ日本人として勇気づけられますし、誇りにも思えますね。

 

 

本来なら今回披露していただいた全曲を紹介したい所ですが、
かなり長くなってしまうため、私が最も素晴らしいと感じた,
アマルフィの映画の主題歌として有名な歌をご紹介したいと思います。

 

 

あなたも是非、この美しい歌声を聴いてみてください。

 

Time To Say Goodbye (Masahiro Shimba)

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=QLrdHk-T_-A[/youtube]

 

 

MO005 厳しさの中にも優しさが溢れている懐の大きな方でした

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photo credit: Crismatos ♥ so very busy, sorry via photopin cc

こんにちは。

髪のお悩み解消を叶える美容室「ルグラン 浜松」
艶髪(つやかみ)再生アドバイザー@田中です。

 

本日はサロンを臨時休業して、義父の7回忌に列席して参りました。

 

思い返せば時が経つのは早いもので、亡くなってからもう7年が経つのか?
と言うのが正直な感想です。

 

初めて義父と面と向かってお話をしたのが
結婚のご挨拶に伺った25年前。

 

 

対面してすぐ、緊張感が最高潮に達して頭が真っ白になり、
暫く沈黙して言葉が全然でてこなかったことを思い出します。

 

 

結納の時には、余程嬉しかったのか、仲人さんと一緒に盛り上がって大カラオケ大会になったり、

 

結婚式の時には、テーブルに飾るお花や花嫁用のブーケを、
自ら生産しているガーベラをふんだんに使ったオリジナルのものを作ってくれたり、

 

私が新たな事業をやる時には快く保証人を引き受けてくれたり、

 

子供が生まれるたびに盛大にお祝いしてくれたり、

 

自家用の船でしょっちゅう釣りに連れて行ってもらったり、

 

戦争の生々しい体験を語ってくれたり、

 

 

まだ結婚が決まる前に内緒でお泊まりの旅行をした時には、かなり怒られましたけど

 

記憶に残る想い出は尽きない、厳しい中にも優しさが溢れているホント懐の大きな方でした。

 

 

親孝行は少ししか出来ず残念に思いますが、久しぶりに家族総出で集まったことで
あちらの世界で好きなお酒を存分に味わいながら、私たちを見守ってくれていると思います。

 

 

長男は結婚して、お嫁さんのお腹には新しい生命が宿り、
私たち夫婦は来年の夏前には、おじいちゃんおばあちゃんになります。

 

次男も、彼女の親に結婚を前提としたお付き合いを正式に認められました。

 

末娘も中学に上がり、だんだん女性として目覚めつつあります。

 

 

これからも優しいまなざしで見守っていてください。

 

合掌