TG002 円形脱毛で悩んでいた私の髪が甦りました!

抜け毛の悩みでご相談に伺ってから一年以上掛かりましたが、やっと綺麗な髪に生まれ変わって嬉しいです!

 

満面の笑みを浮かべながらこんな感想を聞かせてくれた、
浜松市北区在住のS.Tさん。

 

 

昨年の6月にご来店いただいた当初は、

 

職場の人間関係や仕事でのストレスによる精神的疲労が大きく、
就寝は夜中の12時を過ぎる事が多い夜型の生活で、睡眠が浅く不足気味も影響してか…

 

 

つむじ下から襟足に掛けて円形脱毛が3個ほどあり、
抜け毛も一日に50本以上と多く、毛量もだいぶ少なくなっている状態でした。

 

 

顕微鏡を使っての頭皮診断では、毛穴に軽い詰まりは見られるものの
間隔は密にあり2〜3本生えている箇所が多い事と30代前半という年齢を考慮して
生活習慣と頭皮環境を改善すれば育毛剤を使用しなくても回復可能と判断。

 

ただ、頭皮環境の整備を最優先で行なっていくため、
6ヶ月間はパーマとへアカラーは控えていただきました。

 

サロンで行なった施術は、
毛穴と髪に詰まっている整髪料の合成油脂や
酸化して固まっている老廃物を除去していく「デトックスエステ」
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血行が滞って硬くなっている頭皮には、
血流促進と潤いバランスを整える天然ミネラル水を循環させ
頭皮のリンパの流れを促進する気功マッサージによる「艶髪再生ヘッドスパ」を
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最初の3ヶ月間は2週間に一回、以後一ヶ月に一度のサイクルで実施しました。

 

ご自宅では、当サロンが推奨する「トリートメントを使わないヘアケア」でお手入れ、
大豆製品や赤身肉でのタンパク質、魚介類と緑黄色野菜によるビタミンミネラルでの
塩と油を控えた食事、可能な限り夜中の12時前の就寝をアドバイス。

 

頭皮環境の方は3ヶ月を過ぎたあたりから成果が見られ始めましたが、
円形脱毛の症状は精神的な作用が大きく影響するため、
落ち着いてくるまでに半年以上掛かりました。

 

1年2ヶ月が経過した今では、すっかり髪のツヤは回復いたしましたが、
ボリューム感の回復には、成毛が成長過程にあるためもう少し時間が掛かりますが

 

天使の輪がキラキラ輝くサラサラなストレートヘアが甦ったことに、
S.Tさんはホント嬉しそうでした!
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髪が痩せる食習慣について

髪を傷めるのは、パーマ・ヘアカラー・ヘアケアよりむしろ、普段の食生活が影響を与えている事実をご存知でしょうか?

典型的なのが、無理な食事制限を強いるダイエット!

 

容姿を美しくしたい欲求の代償に、髪が痩せてしまった!では、あまりにも悲し過ぎます。

 

10〜20代前半の身体の機能が整っていない時期に行なうと、将来のヘアサイクルに異常を起こしてしまう恐れもありますから、思春期のお子さんがいらっしゃる親御さんはご注意を。

 

 

コレだけ飽食の世の中ですから、好きなものを、好きな時間に、好きなだけ食べたい!という気持ちもわかりますが、それでは高コレステロール化のメタボ髪となり、切れ毛や抜け毛を起こし易い髪質になってしまいます。

 

ハリ・コシ・ツヤのある髪はヘアケアによる生育環境の整備だけでなく、栄養バランスが整った食習慣も大切!という事を、サロンにお越しいただいたお客様にもお伝えしています。

 

 

CO013 抜け毛対策と紫外線

紫外線はシミや肌荒れだけでなく、髪のパサつきや切れ毛などのトラブルの要因に!?

 

「紫外線」と聞くと真っ先に思い浮かぶのが、シミや肌荒れ等のお肌のダメージ。

 

しかしながら人間の毛髪は、顔の約2倍以上もの紫外線量を浴びていると言われていることから、
紫外線対策なしで外出するのは顔以上に危険なのです。

 

紫外線を大量に浴び続けると、キューティクルの7層ある皮膜が剥がれて少なくなり、髪の引き締め力(自然治癒力)が次第に衰え…

・パサつき
・枝毛
・切れ毛
・パーマが掛からない・定着が悪くなる
・ヘアカラーの色持ちが低下

…等のトラブルを招きやすくなるだけでなく、頭皮の日焼けや炎症を起こす原因にもなります。

 

外出時には、幅広で深めな日傘を差したり、ツバの大きな帽子をかぶったりして、髪や頭皮を紫外線から守ることをお勧めします。

円形脱毛や薄毛の悩みはとってもデリケート!?

何気ないひと言が、円形脱毛・薄毛の症状や悩みを悪化させてしまう…

 

当サロンでは18年に渡り、様々な髪の悩み相談にお答えさせて頂いておりますが、最近の抜け毛症状の増加や低年齢化事情を考えますと、これからの美容師は、ただ素敵な髪型を提供する技術だけでなく「カウンセラーとしての要素」も必要と言えるかもしれません。

 

なぜなら、素敵な髪型の維持に欠かす事のできない健康で美しい髪を育てるためには、『心(精神)の安定』が大きなウェートを占めているからです。

 

「長年担当している美容師さんから、以前より髪の量が減ったんじゃない?」

 

「友人や知人から、ここに円形脱毛があるけどどうかした?」

 

相手からすれば軽いひと言かもしれませんが、円形脱毛や薄毛に悩むお客様にしてみれば「心の奥底に深く突き刺さる言葉」となってしまいます。

 

残念なことに、症状が悪化する要因の中で「人間関係によるストレス」「生活環境の変化」に次ぐ3番目にランクイン。

 

中でも円形脱毛症は「心のバランスが回復」しない限り、整髪料類を買い替えたりどんなに優れたや育毛剤を使っても症状は好転していきません。

 

そればかりか、この些細なひと言がトラウマとなって髪の卵の源となるホルモンバランスの乱れへと進行し、円形脱毛や薄毛症状が悪化してしまう事もあるほどです。

 

抜け毛や薄毛症状を自覚されている方は心のバランスが崩れているケースが多く、上記のような髪のトラウマに少しでも触れられるだけでとても敏感に反応してしまうため、信頼関係を築き上げて症状が回復に向かうまでには多くの時間を要します。

 

もし、あなたの友人知人で円形脱毛を見掛けたり、以前より薄くなったのでは?と感じたとしても、あえて触れない配慮と普段と同じ態度で接して欲しいと思います。

 

このほんのチョットした心遣いが、脱毛症状の早期改善に繋がるのですから…。

 

 

 

CO011 抜け毛対策とシャンプー後のすすぎ

シャンプー後、しっかり流したと思ったのに、乾かしたら生え際がかゆい?

 

サロンで頭皮や髪の健康状態を髪用の顕微鏡で見てみると、
ご家庭でのシャンプーやトリートメントをした後のすすぐ時間が少ないかな?と
感じる方が、依然として多く見受けられます。

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整髪料のすすぎ残しは、頭皮のベタつきや毛穴詰まりを招き、フケやかゆみを伴うケースも。

 

特に、額の生え際、耳の後ろ、襟足…などの頭皮や毛穴は指が届きにくいため、
白いフケ状の汚れカスが残っていたり、赤味のある炎症が見られるケースが多々あります。

 

フケやかゆみが気になるから!といって、シャンプー剤の量を増やしたり、
強い力でゴシゴシ洗ってしまったら、かえって症状が悪化する恐れがあります。

 

そんな時は、シャンプー前後のすすぎを、人差し指から小指の4本の指の
第1〜第2関節を使って細かく動かしながら、3分以上の時間を掛けて、
37〜38度のぬるま湯ですすいでみて下さい。

 

もし、上記のすすぎ法を試みて、7〜10日経っても症状が好転しない場合は、
皮膚科医による診察をお勧めいたします。

 

初期症状のうちに手当てしていただくと改善も早いのですが、
もし長期間放置してしまった場合、改善にも長い時間が掛かることを肝に命じて下さい。

 

 

あなたの頭皮のベタつきやフケ・かゆみ、抜け毛症状の解消に
お役に立てれば幸いに思います。

 

 

 

CO010 抜け毛対策とトリートメント

トリートメントによる栄養補給は本当に必要?

 

キューティクルが傷つき、ハリコシを支えているタンパク質が流れ出てしまう髪のダメージ、
髪内部に栄養を与えながら傷ついたキューティクルを補修するトリートメントケアは、
美容界ではダメージケアの常識として、殆どの美容室で採用されています。

 

 

髪は毛先のほうがより傷んでいるため、髪の中間から毛先に向けてたっぷりつけた後、
全体に伸ばして馴染ませるように付けていくのがグッド

 

根元の方にまで付けてしまうと、頭皮の毛穴詰まりの原因にもなりかねません。

 

 

私もこの「トリートメントでの栄養補給と補修」を信じて10年以上実践してきましたが、
絶えず新しい物に改良されているのに、枝毛やパサつきは無くならない事に、
フッと疑問が湧くようになりました。

 

「コレが本当に髪の為になっているのだろうか?」

 

「もっと他に良い物があるのではないだろうか?」

 

そんな自問自答を繰り返しながら迎えた運命の時、
今から16年前の春に、全く新しい毛髪再生施術に出会ってからは、
トリートメントは一切使わなくなりました。

 

髪や毛穴に付着している不純物や老廃物などをお掃除して、
本来備わっている自然な治癒力を引き出してあげる事で、
髪は自分の力で変わっていくことができます!

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トリートメントの油脂分で補修補正を繰り返す手当では、
髪の持つ自然な力を奪ってしまう事に気づかされたのです。

 

それからです、お客様の髪が少しずつ綺麗になってきたのは…。
ただ、一般的な美容の常識とは180度違うため、最初は信じてもらえませんでした。

 

 

髪を痛めるのは簡単ですが、美しい髪を育てるのには時間が掛かるため、
どうしても途中で挫折してしまいがち。

 

 

しかし、ひとり一人の状態に合わせたサロンでの施術と
私からのアドバイスをご自宅で実践していただき、
2ヶ月、3ヶ月、半年と通っていただくごとに、
少しずつ髪は甦ってきます。

 

 

トリートメントをしているのに髪の傷みが良くならない!とお悩みのあなた、
ぜひ一度、そのお悩みを私にお話しください。

 

 

精一杯心を込めて対応させていただきます。

 

 

CO009-2 抜け毛対策とシャンプーについて

あなたのシャンプー知識、間違っていませんか?

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正しいシャンプー知識

 

・シャンプーは頭皮を洗うもの、泡立ちが少なく皮脂(弾力と潤いの素)を取り過ぎない物を選びましょう!
髪を洗う物ではないですから、手触りをスベスベさせる美容成分も香料も必要ありません。

 

・手指の第1〜第2関節を使い、優しい力で細かく動かしながら
1センチ間隔を少しずつマッサージする要領で洗っていきます。

 

・頭皮は普段の生活であまり動かさないと言っても非常にデリケート。
優しいマッサージでも十分に血行が促進され、汚れもちゃんと落ちます。

・シャンプー後のキシキシ感は、髪が本来持っている自然な力(引き締め力)で生きている証し。
リンスをつけなくても、キューティクルを整える力は備わっています。

 

 

間違ったシャンプー知識

 

◆シャンプー剤を髪に付けてもみ洗いしている
ハリ・コシ・うるおいを支えている皮脂を摂り過ぎ、キューティクルを傷つけてしまい、
パサつきが悪化します。

 

◆頭皮に爪を立てて洗っている
爪を立てて洗うなんてもってのほか!
非常に薄くデリケートな頭皮を傷つけて、傷口から雑菌が入って炎症を起こしてしまいます。

 

◆強い力でゴシゴシ洗っている
強い力でゴシゴシ洗っても、汚れの落ちる量は変わりません!

強すぎる刺激は、代謝バランスの指令に乱れが生じ、皮脂がたくさん出てきたり、
赤味のある過敏性頭皮となってしまいます。

 

◆ベタベタ感が残るのが嫌で2度洗いしている
汚れや脂分をしっかり落とそうと2度洗いを繰り返していると、弾力と潤いの素である皮脂が不足気味に!
髪と頭皮が脂切れを起こしてパサパサ・カサカサになり、次第に髪が痩せて切れやすい毛質になってしまいます。

 

◆ノンシリコンの物を選んでいるから安心
ノンシリコンだから、天然由来だから安全安心、合成成分だから危険、という事はありません!

香料・油脂分・防腐剤の中には厚生省が把握できていない、
皮膚に障害を起こすかもしれない未知の成分が含まれている可能性があるからです。

 

最近「メチルイソチアゾリノン」「メチルクロロイソチアゾリノン」という工業用殺菌剤を防腐剤として使用、
パーマが掛からない・カラーの色が付かない・皮膚に炎症を起こすという症例があったそうです。

 

◆シャンプー後の手触りがスベスベして気持ち良い
手触りが良いから傷んでいない!というのは大きな間違い。
一時的には良くなったと感じても、手触りを良くする油脂成分が紫外線によって劣化し、タンパク質を傷つけていきます。

 

◆シャンプー剤は、好きな香りかどうか?でチョイス
配合されている香料は天然や合成を問わず、その日の体調や体質にもよりますが、
少量でも皮膚に付着すれば障害を起こす可能性があるという事です。

ただ、香りによる癒しを求めるか、商品の安全性を求めるかは、あなた次第です。

 

 

抜け毛の増加・予防の対策には、髪の生育環境を整えることが基本ですから、
シャンプー剤選びや洗い方は慎重に行なう必要があるのではないでしょうか?

 

 

 

CO009-1 抜け毛対策とシャンプーについて

間違ったシャンプー選びや洗い方を続けていると、抜け毛が増え髪が痩せる!?

 

当サロンでは毎回、施術に入る前に
毛髪診断やご家庭でのお手入れ法などの問診をさせて頂いておりますが、

頭皮や髪にダメージを抱えている方の10人中8人は、間違ったシャンプー知識をお持ちでした。

 

 

「このスベスベの手触りは最高!」「しっかり汚れを落とそうとゴシゴシ洗っている!」

「ノンシリコンだから安心!」「タップリ泡が立たないと洗った気がしない!」

「キシキシすると傷んだ気がする!」「このシャンプーの香り大好き!」

 

もしあなたが、これらの選び方や洗い方を続けているとしたら近い将来、
抜け毛や髪痩せで悩む確率が高いと言えるでしょう。

 

たかがシャンプーされどシャンプーですから、
抜け毛・細毛予防に役立つ、正しいシャンプー知識を学んでいただけたらと思います。

 

シャンプーの意味と本当の役割とは?

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シャンプーの由来は、紀元前のハンガリー語の文献にあり、「マッサージする」という意味で、
マッサージのために香油を塗る・原料として使われていたキンコウボクから取ったと考えられているそうです。

 

シャンプーの役割は一般的には、汚れを落とす事と考えられていますが、
毛髪再生のヘアサイクルに照らし合わせると、マッサージをすることで血流を良くし、
ホルモンの代謝バランスを正常な状態に整える意味が含まれていると思われます。

 

■血流が良くなると、胃腸から運ばれてきた髪の卵を育てる栄養分が、頭皮の隅々まで行き渡るようになり、弾力のある髪が育ちます。

■ホルモンの代謝バランスが正常な状態になることで、髪の卵の元となる男性ホルモンと女性ホルモンがしっかり供給され、ツヤと潤いのある髪に育てます。

 

 

たかがシャンプーでしょ!と軽く考えないで、愛情と労りの心を持って洗ってあげて下さいね。

 

 

CO008 抜け毛対策とシャンプー前のすすぎ

シャンプーする前、髪をさっと濡らすだけで終わりにしていませんか?

 

髪を簡単にサッと濡らした後、直ぐにシャンプー剤をつけている!お手入れを続けていると、
下記の写真のような頭皮の状態になっているケースが考えられます。
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前の日にシャンプーしても1日経つ間には、空気中の酸化物やチリやホコリ・
皮脂・汗・整髪料等の汚れが、髪・頭皮・毛穴を覆ってしまいます。

 

もし、シャンプー前のお流しを簡単に終えてしまうと、髪や頭皮に残った汚れが、
シャンプー剤の洗浄成分とともに髪の中に入ってしまい、髪の組織を痛めてしまいます。

 

シャンプーをつける前の予備洗いは、


・37〜38度のぬるま湯を使い、
・地肌は指の腹で小刻みに動かし
・髪は指を広げて毛先に向かってとかす様に流し

3分以上、しっかりとすすぐのがポイント!

 

時間を掛けて髪と地肌をしっかり洗うことで、汚れの7~8割は落ち、
シャンプーの泡立ちもぐんと良くなりますから、今日から即実践してみて下さいね。

 

 

 

CO007 抜け毛対策とブラッシング

髪を洗う前のブラッシング、毎日しなければならないのでしょうか?

 

「美しい髪を育てるためには土台となる頭皮を整えないとませんから、シャンプー前にはブラッシングを行い、髪や頭皮についたホコリや汚れを浮かせておきましょう!」

 

あらゆる美容雑誌等にご家庭でのヘアケアとして、ブラッシングの有効性が掲載されていることを良く見掛けます。

 

ブラッシングは、頭皮の血行を良くし、髪・頭皮・毛穴の汚れを浮かし、もつれた髪を整える働きがあり抜毛対策に於いても大切であることは、私が美容師の修行を始めた30年程前から紹介されていました。

 

しかしながら当時と今現在では、環境・生活スタイル・整髪料も大きく変わり、汚れも複雑化しているため、ブラッシングだけでは落とし切れないケースもしばしば。

 

さらに最近では、頭皮に赤み・湿疹・炎症などの皮膚炎の症状を抱えている方が著しく増えていることから、髪と頭皮の傷みや症状の悪化を考慮してお勧めしないケースもあります。

 

とはいえ、髪を長時間縛っていたり、髪が絡まっている時、冠婚葬祭等で整髪料を使って髪を固めた時などは、髪のもつれをほどくためにブラッシングは必要かと思いますが、毎日しなければならない?ということはなく、症状を考慮しながら行なっていけば良いでしょう。

 

使用するブラシは、クシの部分にゴムのクッションが入った専用の物を使い、
くれぐれもブラシで無理矢理髪を引っ張らないこと!

そして、いきなり地肌からブラシをかけるのではなく、
毛先の方から少しずつもつれを取っていきながら髪全体をとかしましょう。

 

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