CO021 ヘアカラーとメークの持続力は●●で決まる!?

11月に入ってからの気温の急激な低下により、
あなたの髪やお肌に、乾燥注意報が発令されていませんか?

 

 

私のサロンでは毎日温湿度計をチェックしているのですが、
ココ1週間は40〜50%台の日が続き、
加湿器による空気の保湿が欠かせなくなってきました♪

 

 

この様に空気中の水蒸気の量が減ってくると、
髪がパサパサする」「化粧をしても直ぐに浮いてしまう」に始まり

 

パーマやヘアカラーの持ちが悪くなった!」「肌の透明感や弾力が無くなった!」など
空気の乾燥による髪やお肌のダメージレベルも急上昇してしまいます。

 

 

トリートメントの量を増やしたり、キープ力のあるにファンデーションに変えたりと
色々な手を尽くしているのに、今イチ効果が上がらないのはナゼ?

 

 

ダメージ改善のキーワードは「ナ・カ・ミ」!?

 

 

髪とお肌のダメージに共通点なんてあるの?とお思いでしょうが、、、

 

髪が乾燥しやすい方は、お肌も乾燥しやすい、
ヘアカラーの持ちが悪い方は、メークの持ちも悪いタイプが多いなど

 

構造の違いはあれど、どちらも主成分がタンパク質でできていることを考えれば、
似たような症状があらわれるのは何ら不思議な事ではありません。

 

 

これは、ダメージを改善の手当てにも共通しています。

 

いくらトリートメントの量を増やしたり、
キープ力のあるにファンデーションに変えたとしても

 

一番表面の見た目を取り繕っているに過ぎず、根本的な改善には至りません。

 

 

髪でいうなら「毛皮質」、肌でいうなら「真皮」、人間の体では「筋肉」に当たる
「中身」をピンとさせることが、本質的な改善に繋がるのです。

 

 

ただ、人間というのはとにかく「怠けたがる」生き物ですから、
一日でも早く、できれば簡単に、結果がでる便利な物のお誘いには、
ついつい心動かされてしまいます。

 

 

昔から言い伝えで「楽あれば苦あり」と申されているように
簡単便利なトリートメントやファンデーションによる
見た目を取り繕うだけの楽なお手入れに嵌ってしまうと、

 

髪やお肌の中身は知らず知らずにボロボロに傷ついてしまう!
結末を迎えます。

 

 

持続力キープにはトリートメントでは不適格!?

 

 

見た目よりも中身が肝心なのは理解できたけど、
一体どんな手当てが良いのでしょうか?

 

 

髪やお肌には元々、呼吸することで空気中の空気や水蒸気を取り入れることで
持続力をキープする力」が備わっています。

 

 

ただ、呼吸するたびに取り入れている空気の中には
「チリ」「ホコリ」「酸化物」といった老廃物が混ざっています。

 

さらに、トリートメントやファンデーションには、
タンパク質に悪さをする油脂分が大量に含まれています。

 

 

これらの油脂分や老廃物が、お肌や髪の中のタンパク質を傷つけてしまうことで、
少しずつ本来の持続力が奪われ

 

その結果、今回のタイトルにもあるような
「カラーの色持ち」「お肌の潤い」をキープする
持続力の低下を引き起こしてしまうのです。

 

 

どうしてもファンデーションが必要な方は、パウダー系で薄付けを!

 

 

そして、今すぐトリートメントの使用は中止して、
老廃物を取り除くケアにチェンジすることをお勧めいたします。

 

あなたの「髪やお肌の持続力」は衰えていませんか?

 

 

髪やお肌の持続力の回復には時間が掛かります。

 

5〜10年後の見た目年齢キープに向けて
仲の良いお友達にチョットした差をつけるためにも
今のうちから毎日コツコツ取り組んでいきましょう♪

 

 

 

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CO012 ドライヤーの熱と自然乾燥

ドライヤーで髪を乾かすと傷みそうで、自然乾燥のまま寝てしまいます!?

 

「ドライヤーの熱は髪が傷みそうで怖いから使わない!」

 

「仕事や家事で疲れて髪を洗った後、気が付いたら乾かさずに寝ていた!」

 

「自然乾燥の方が、髪が傷まないのでは?」

 

お客様との問診の時、良くこのような質問を頂きますが…

 

髪が濡れたままや、半乾きのまま寝てしまうと
「ドライヤーで乾かすより傷むことをご存知ですか?」という質問に対して、

 

約半数の方は「ウソでしょ?」と、一様に驚いた顔をなされます。

 

この事からも、まだまだ「ドライヤーは髪を傷める!」と思っていらっしゃる方が多いと思われます。

co012

 

髪の性質を理解しましょう

 

人間の髪の毛は濡れるとキューティクルが開き、乾くと閉じる性質を持っています。

 

そして、キューティクルが開いた髪が濡れている状態では、
クシで無理矢理しごく・髪同士をこすり合わせるといった摩擦で
簡単に傷ついてしまう位とってもデリケートなんです。

 

もし1度でも半乾きや濡れたままで寝てしまうと、
枕との摩擦でキューティクルは簡単に剥がれて髪同士が絡まりあい、
髪の内部のタンパク質が傷ついて水分が保てなくなり、乾燥してパサパサ状態に。

 

一方ドライヤーの場合は、アイロンのように髪に直接熱が加わらず、
温まった風が髪に当たりますから、風量や距離や当て方を調節すれば殆ど傷みません。

 

特に夏の季節は、身体の疲れに厳しい暑さもプラスされ、ドライヤーで汗だくになる事に心も折れがち。

 

たった1回ならそれほど心配しなくても良いのでは?という
軽い気持ちがダメージの悪化を加速させてしまいます。

 

これ以上髪を痛めたくない!という気持ちを奮い立たせて、
ドライヤーで乾かしてから寝るよう心掛けてくださいね。

 

QA002 髪のパサパサを招く●●不足

【髪がパサパサする乾燥症状が気になるあなた、ゆすぎを簡単に済ませていませんか?】

髪がパサパサする乾燥症状が起こるのは冬の定番でしたが、
ここ10年程でがらりと変わり、一年中見られる症状となっています。
シャンプーやトリートメントが髪質に合っていないことが要因と語られる場合が多いのですが、
髪用の顕微鏡で詳しく診察してみると、「お流し不足」によるケースが最も多いのです。
ご家庭でのお手入れについて色々聞いてみると、
「髪全体がある程度濡れればOK」
「シャワーでさっと濡らしているだけ」
「流し過ぎるとキシムから簡単に済ませている」
……など
殆どの方が20〜30秒くらいで済ませてしまっています。
その結果がコチラの写真です。

髪がパサつく原因

 

しっかりしたゆすぎを行なえば汚れの80%は落とせるのですが、
簡単なすすぎではシャンプー剤・トリートメント剤・整髪料・チリ・ホコリ等が残ってしまい、
紫外線の影響を受けて髪は乾燥体質になってしまいます。

 

とは言え、

 

ただ闇雲に力を入れてすすいでいるだけでは、髪や頭皮の汚れは落ちません。

 

指は軽く開き加減にして、第1〜第2関節の腹を使い、1〜2センチ間隔で細かく動かしながら毛穴周りをマッサージしていく要領で頭皮を洗い、

毛先に向かって手グシで髪をとかしながら、2〜5分の時間を掛けてしっかりすすぐことで、まんべんなく汚れは落ちていきます。

 

健康な髪を育てるためには、すすぎをしっかりして汚れを残さないことが基本中の基本です。

 

20〜30秒の簡単なすすぎしかしていないあなた!

是非しっかりしたすすぎを実践して、
髪のパサつき症状の悪化から大切な髪を守ってあげて下さい。

 

 

 

QA001 頭皮が乾燥してカサカサしている!?

【毎日しっかりシャンプーいるのに髪を乾かした後、頭皮がカサカサして突っ張る様に感じるのですが?】

 

この様な症状を抱えている方は、

「お顔もカサカサの乾燥状態」の症状を抱えていることが多いと言えます。

 

何故なら、頭の皮膚もお顔の皮膚も同じ一枚の皮フだからです。

 

頭皮や顔の肌のカサカサ症状が気になるあなたに

一番最初に確認して欲しいことは、

 

ゆすぎに使っている『お湯の温度

 

もし、40度を超えているようなら注意信号。

 

 

食器類を洗う時にお湯を使い過ぎるとアカギレを起こして肌がガサガサになる様に、

 

お顔や頭皮の潤いに必要な皮脂分が取られ過ぎてしまうばかりか、ハリや弾力を維持しているタンパク質が熱過ぎる熱によって壊れてしまうからです。

 

シャンプー剤を買える前に是非、今お使いのシャワーの温度の設定を見直してみて下さい。

40度を超えているようでしたら、37〜38度のぬるま湯に設定してみて下さい。

 

 

カサカサの乾燥頭皮やお肌には、潤いに必要な皮脂を維持するために、

「37〜38度のぬるま湯」を使用しましょう!