QA004 髪のうねりにストレートパーマで広がりが悪化!?

【髪のうねりが酷くて広がるのでストレートパーマを掛けたら、やる前より更に広がる様になってしまいました!?】

 

1ヶ月程前に美容院に行って、髪のうねりや広がりが酷いから何とかしたい!と相談したら、ストレートパーマを掛ければ広がりやうねりも収まって、ヘアスタイルもまとまる様になりますよ!とアドバイスしてもらったので、ストレートパーマをしてもらいました。
初めの内はすごいサラサラしていて、スタイルも簡単にまとまっていたのですが、1週間を過ぎたあたりから髪がパサパサしてきて、いくら整髪料を付けても落ち着かず、前よりも更に広がる様になってしまいました。

 

最近では上記のケースの様に「毛先がピンピンはねる」「部分的に髪がうねる」「横に広がって頭が大きく見える」……などの症状が見受けられると、ヘアスタイルのまとまりが良くなるから!との理由で安易に縮毛矯正やストレートパーマを施術してしまっているせいか、施術前より症状を悪化させてしまうケースが増えています。

 

 

ヘアスタイルのまとまり感を左右するのは「毛髪のコンディション」、中でも『うるおい感』は最も大切になってきます。

 

今回のケースの様な「うねり」「広がり」といった髪の悩みは、ハリコシ調整・毛量調節・潤い補給といったヘアケアで、コンディションを整えてあげるだけで解消できるケースが多いのです。

 

 

縮毛矯正やストレートパーマの力を借りて、いくらスタイルのまとまりを良くしようとしても、髪のコンディションが悪ければ長くは持ちません。
それどころか、施術前よりも状態が悪化してしまったから何とかして欲しい!という相談が後を絶ちません。

 
その場凌ぎで安易に縮毛矯正やストレートパーマを勧めるのではなく、ひとり一人の毛質や現在の状態〜将来に向けての施術設計をキチンとアドバイスでき、髪のコンディションを大切にしてくれる美容師さんが一人でも増えてくれることを切に願っております。

 
毛穴から出ている毛髪は1度でも痛めてしまったら、元の100%の状態に戻すことは出来ないのですから…。

 

 

 

QA003 シャンプー選びを間違えると髪や頭皮がカサカサに!?

【しっとりタイプのシャンプーを使っているのに、髪や頭皮が乾燥でパサパサ・カサカサしてしまいます!?】

 

しっとりタイプのシャンプーなら、髪や頭皮がしっとり潤うと思って使っていたのに、一向に良くならない。
それどころか、乾燥症状が更に悪化してしまって正直どうすればパサパサ・カサカサが良くなるのか、全然わからなくなってしまいました。

 

 

私が美容界に入った30年程前は、今のシャンプーほど高機能ではなかったにもかかわらず、

ひどい乾燥で悩む方は100人の内10人いるかいないか位でした。

 

それがどうでしょう、2005年頃から乾燥症状を訴えられる方が急増し、

今現在では髪の悩み相談者100人の約半数の方がパサパサ・カサカサ状態で悩んでいます。
qa003

 

 

わずか30年程でここまで乾燥症状が悪化してしまった原因として考えられるのは、

東洋医学的思想から見た場合、身体の冷えが私たち人間に昔から備わっている

「うるおい維持力の低下」を引き起こしていること、そして
毛髪再生学的思想から見た美容では、「うるおい維持力の低下」で減少した

皮脂を取り過ぎてしまう『シャンプー剤の洗浄力』による所が大きいと思います。

 

 

【皮脂のキープが健康な髪と頭皮を育てる鍵!?】

 

 

人間の身体の中から分泌される「皮脂」は、
・顔や頭をはじめ、体全体のお肌の水分の蒸発を防いで潤いを維持
・身体の中にお水が入らない様にシャットアウト
・身体の中にウィルス(病原菌)が入らない様に保護
・髪の卵を製造するための栄養素
・毛髪の潤いや弾力の維持をサポート
……など、

重要な働きを任されているだけで無く、

健康な髪を育てたり維持していくためにも無くてはならない成分なのです。

 

本来シャンプーは、余分な汚れや脂を取り除きながら潤いに必要な皮脂量をキープする目的で使われていましたが、香り・手触り感・泡立ち感の気持ち良さが重要視されるにつれて、髪と頭皮のパサパサ・カサカサ症状が悪化している様に感じられます。

 

 

もしあなたが、髪や頭皮のパサパサ・カサカサ症状を解消して、健康な髪を育てたいとお考えなら、
◆髪の成長の妨げとなる【香り成分】【美容成分】が入っていない!
◆皮脂の必要量をキープする【泡立ち(洗浄力)】の少ない!
シャンプー剤を選ぶことをお勧めいたします。

 

 

QA002 髪のパサパサを招く●●不足

【髪がパサパサする乾燥症状が気になるあなた、ゆすぎを簡単に済ませていませんか?】

髪がパサパサする乾燥症状が起こるのは冬の定番でしたが、
ここ10年程でがらりと変わり、一年中見られる症状となっています。
シャンプーやトリートメントが髪質に合っていないことが要因と語られる場合が多いのですが、
髪用の顕微鏡で詳しく診察してみると、「お流し不足」によるケースが最も多いのです。
ご家庭でのお手入れについて色々聞いてみると、
「髪全体がある程度濡れればOK」
「シャワーでさっと濡らしているだけ」
「流し過ぎるとキシムから簡単に済ませている」
……など
殆どの方が20〜30秒くらいで済ませてしまっています。
その結果がコチラの写真です。

髪がパサつく原因

 

しっかりしたゆすぎを行なえば汚れの80%は落とせるのですが、
簡単なすすぎではシャンプー剤・トリートメント剤・整髪料・チリ・ホコリ等が残ってしまい、
紫外線の影響を受けて髪は乾燥体質になってしまいます。

 

とは言え、

 

ただ闇雲に力を入れてすすいでいるだけでは、髪や頭皮の汚れは落ちません。

 

指は軽く開き加減にして、第1〜第2関節の腹を使い、1〜2センチ間隔で細かく動かしながら毛穴周りをマッサージしていく要領で頭皮を洗い、

毛先に向かって手グシで髪をとかしながら、2〜5分の時間を掛けてしっかりすすぐことで、まんべんなく汚れは落ちていきます。

 

健康な髪を育てるためには、すすぎをしっかりして汚れを残さないことが基本中の基本です。

 

20〜30秒の簡単なすすぎしかしていないあなた!

是非しっかりしたすすぎを実践して、
髪のパサつき症状の悪化から大切な髪を守ってあげて下さい。

 

 

 

QA001 頭皮が乾燥してカサカサしている!?

【毎日しっかりシャンプーいるのに髪を乾かした後、頭皮がカサカサして突っ張る様に感じるのですが?】

 

この様な症状を抱えている方は、

「お顔もカサカサの乾燥状態」の症状を抱えていることが多いと言えます。

 

何故なら、頭の皮膚もお顔の皮膚も同じ一枚の皮フだからです。

 

頭皮や顔の肌のカサカサ症状が気になるあなたに

一番最初に確認して欲しいことは、

 

ゆすぎに使っている『お湯の温度

 

もし、40度を超えているようなら注意信号。

 

 

食器類を洗う時にお湯を使い過ぎるとアカギレを起こして肌がガサガサになる様に、

 

お顔や頭皮の潤いに必要な皮脂分が取られ過ぎてしまうばかりか、ハリや弾力を維持しているタンパク質が熱過ぎる熱によって壊れてしまうからです。

 

シャンプー剤を買える前に是非、今お使いのシャワーの温度の設定を見直してみて下さい。

40度を超えているようでしたら、37〜38度のぬるま湯に設定してみて下さい。

 

 

カサカサの乾燥頭皮やお肌には、潤いに必要な皮脂を維持するために、

「37〜38度のぬるま湯」を使用しましょう!

 

 

 

QA000 地肌のベタつきが、なかなか治らないのですが…?

【真夏のベタつき対策-01】皮脂を取り過ぎる洗い方をしていませんか?

いよいよ今日から6月がスタート。ヘアサイクルの季節もいよいよ成長期に入ります。

丈夫で健康な髪を育てたい処ですが生憎この時期は、梅雨のシトシト降る雨が影響して、
湿気が多くジメジメした陽気に、シャツがペタッと肌に纏わりついたり、
化粧が崩れやすかったり、地肌も何となくベタっとして、
お手入れしても気分的にもスッキリとしない日が多くありませんか?

こんにちは。

浜松の髪ツヤ甦る美容室「ルグラン・ヘアクリニック」
艶髪再生アドバイザー田中です。

お忙しい中、ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

気分がすぐれないモヤモヤ感・髪や地肌のベタつき感を解消する爽快感を求めることにやっきになり、

「熱〜いお湯でチャチャッとゆすぎ」

「シャンプー剤をタップリ手に取り」

「モコモコの泡を髪と頭皮にタップリつけ」

「強い力でゴシゴシ洗う」

お手入れを繰り返していませんか?

そして、、、

「毎日チャント洗っているのに、ベタつきが酷くなったみたい?」症状を感じていませんか!?

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ただ闇雲にシャンプー剤の量を増やしたりチカラまかせに洗う!お手入れ法では
「髪はパサつき・頭皮のベタつきが悪化する悪循環」を生んでしまう要素が、たくさん含まれています!

場合によっては、頭皮が赤味と肌荒れをおこす炎症にまで悪化するケースも。

(1)熱〜いお湯を使ってのゆすぎ
熱いお湯で洗うだけで、地肌と髪の潤いに必要な皮脂が奪われ、脂切れを起こしてしまいます。

(2)洗髪前のゆすぎの時間が短い
地肌や髪の表面についた汚れが落ちきれずに毛穴や髪に蓄積し続け、シャンプー剤の使用量が増える要因に。時間を掛けてしっかりゆすげば、汚れの8割は落とすことが出来ます。

(3)洗浄剤のタップリ泡を髪や頭皮につける
洗浄剤のタップリ泡を髪を洗うと、大量の洗浄成分で潤いに必要な皮脂やミネラルまで取られてたんぱく質が脆くなり、ツヤが無いパサパサした毛質に変えてしまいます。

(4)ゴシゴシ強い力での洗髪
力の入れ過ぎは頭皮に負担をかけるばかりでなく、代謝バランスを保つ神経の働きを乱し、皮脂の分泌量の増加を招いて、ベタつきがより酷くなるケースもございます。

(5)洗髪後のゆすぎ不足
洗髪後のゆすぎが足りないと、整髪料に含まれていた洗浄剤・合成油脂・保湿成分などが汚れカスとして残り、紫外線の影響で少しずつ腐って頭皮や毛穴や髪を傷つけ、地肌のベタつきや髪のゴワゴワ症状が悪化するだけでなく、炎症やアレルギー症状を引き起こす一因となっているケースもご報告されています。

ベタつき症状は「皮脂アブラをしっかり落とそう!」と思うほど逆効果。

クリアするには「潤いやツヤの維持に必要不可欠な皮脂アブラを如何にキープするか?」へと発想をチェンジしなければなりません。

最初のうちは、少し物足りなさが残るかもしれませんが、今までが取り過ぎでカサカサしていたから、むしろそれで丁度良いのです。

頭皮だけでなく、お顔や身体の洗う際にも同じことが言えます。

人間が分泌する皮脂は、ただ潤いをキープする働きだけでなく、病原菌などのウィルスから守ってくれる、とっても大切なアブラなのです。

取り過ぎてしまうと、病気に対する抵抗力も半減してしまいます。

『皮脂の潤い力をキープする洗髪法 五か条』を参考に、

【1】お湯の温度はぬるめで、37〜38度

【2】泡立ちの少ない臭いの無いシャンプー剤

【3】子供の頭を軽く撫でるような優しい力加減

【4】5本の指の第一間接までを使い小刻みに振動させる洗い方

【5】シャンプー前後のゆすぎは3〜5分掛けてしっかりと行い

ベタベタ・ゴワゴワ・カサカサ症状とサヨナラいたしましょう!