QA015 「切れ毛相談」額の生え際に目立つ、短くツンツン立ってしまう髪…!?

こんにちは。

髪のお悩み解消を叶えるヘアサロン「美容室ルグラン 浜松」
艶髪(つやかみ)再生アドバイザー@田中です。

 

冬が本番に近づいてくるこの季節、本来でしたら
乾燥による頭皮のかゆみ・炎症のご相談が増えてくるのですが、
今年は切れ毛のご相談が多く寄せられています。

 

10月も終わりに近づいた頃、30代前半のOLの方から、
メールでこの様なご相談がありました。

 

 

ご本人様の承諾を頂きましたので、
このばを借りてシェアさせていただきたいと思います。

 

 

 

「ここ半年の間で切れ毛がかなり多くなりました。」

額の生え際に、2から3センチ程の切れてしまったと思われる
毛先が平らな髪がビッシリあります。

もうここ半年以上この長さがあまり変わっていないのですが、
これは伸びては切れ、伸びてはまた同じ位置で切れているのでしょうか?

シャンプーは、植物性の髪と頭皮に良いものを使用していて、
育毛剤も使っています。

ツンツン立ってしまう毛を寝かせようと、ワックスや椿オイルを使っていますが、
あまり効果が見られません。

トリートメントをしに美容院に行って相談しても
「もう少し様子を見ましょう!」となだめられるばかりで、
何が良いのか悪いのかは全然言ってくれません。

本当に気になって鏡ばかり見てしまい、
夜もグッスリ眠れず睡眠不足気味です。

何が原因で切れてしまうのか、教えていただけますでしょうか?

 

 

【ご回答】

 

◆額の生え際にある2から3センチ程の毛先が平らな髪

これは、切れてしまった毛髪と思われます。

ただ、30代前半と年齢的にも若いので、正しい手当を続けていけば、
時間はかかりますがしっかりした毛が伸びてきますから安心して下さい。

 

 

◆シャンプーは、植物性の髪と頭皮に良いものを使用

頭皮に良いとされるシャンプーも、植物性タイプ・ノンシリコンタイプ共に、
手触りを良くしたり、タンパク質を補修するために大量に配合されている油脂分が
紫外線に当たることで酸化して、髪の内部を傷めてしまいますから、
早急に変えて頂くことをお勧めいたします。

当サロンでは、私の目で厳選した15年間愛用させて頂いている「髪の自然治癒力を
回復するヘアケア製品」を取り扱っており、日本全国に発送も可能ですので、ご希望
の際は遠慮なくおっしゃって下さい。

 

 

◆育毛剤も使っています

育毛剤も頭皮と毛穴環境を整えないと効果は発揮されません、

 

 

◆立ってしまう毛を寝かせようと、ワックスや椿オイルを使用

上記のような今ご家庭でされているワックスや椿オイルを使ったお手入れは、
一般的な美容理論では良しとされています。

がしかし、、、

髪の治療を行なうサロンの医学的毛髪理論では
「髪本来の治癒力を奪ってしまう源」と考えられています。

 

切れた毛を寝かせようとして付けたワックスやオイルを、長期間使い続けると
空気の汚れ・シャンプー剤・トリートメントなどと一緒に髪内部に溜まってしまう事
でタンパク質が傷つけられて切れてしまったり、毛穴の皮脂と混ざりあって
奥深くに酸化した皮脂となって毛穴を塞いでしまいます。

 

また、人間の髪のうるおいをキープしているいるのは、お肌の内部で造られている皮脂。
そもそも人間は動物なのに、構造が違う植物性のオイルが毛髪に馴染むのでしょうか?

 

答えは、NOです。

 

植物性の物は、口から摂ることで初めて栄養となるのです。

 

頭皮に良いとされるシャンプーも、ノンシリコンタイプ程、髪の内部を傷めてしまいます。
早急に変えて頂くことをお勧めいたします。

 

当サロンでは、私の目で厳選した15年間愛用させて頂いている「髪の自然治癒力を
回復するヘアケア製品」を取り扱っており、日本全国に発送も可能ですので、ご希望
の際は遠慮なくおっしゃって下さい。

 

 

◆相談した美容院について

この様なことは申し上げにくいのですが、この美容室では毛髪理論に乏しく、
原因を把握できていないのではないかと思われます。

 

 

◆夜もグッスリ眠れず睡眠不足気味

睡眠不足は、髪の製造に大切なホルモンバランスの乱れに繋がり、
毎日作られる髪の卵が不健康で生まれてくることに直結してしまいます。

 

そして、夜の12時前には寝るようにいたしましょう。

 

鏡ばかり見てしまう気持ちも分かりますが、
「気持ちのクヨクヨはストレスとなり」

 

髪の製造の指令やホルモンの分泌を調節している自律神経が疲れ果てて
弱い毛が育ってしまう悪循環になってしまいます。

 

ウォーキングなどの軽い運動や、夢中になれる趣味などを見つけて、
出来る限り心のクヨクヨを身体の外に発散するようにしましょう。

 

以上が私からの回答です。

 

 

もしパーマやへアカラーをご希望の場合は、
5年~10年先の事を考えますと、切れた髪の一本1本に
弾力が回復して今以上の長さに成長して切れにくくなり

 

パーマやカラーリングの薬剤の刺激に耐えらるようになる迄は
控えるのが賢明かと思います。

 

 

さらに、近年メディアには様々な美容情報が氾濫しており、何を信じて良いか不安な事と思います。

私も職業柄、美容情報はこまめにチェックさせていただいておりますが、何の確証も得られていないモノや、大手の美容メーカーの情報をただ写したただけのものが大半で、約9割は信じるに値しない偽の情報と思ってもらった方が良いかと思います。

 

 

その代表例が、傷んだ髪に良いとされる「リンス・コンデショナー・トリートメント・スタイリング剤」などの整髪料類。

 

 

大手の美容メーカーや一般的な美容室などでは、傷んだ髪を綺麗にするとのアドバイスをされていますが、真実は「使えば使う程髪は傷んでしまいます!」

 

 

健康で美しい髪を育てていくために必要なことは、栄養補給ではなく、髪の中に溜まっている老廃物(美容成分・油脂分・空気に含まれている酸化物等の汚れ)を取り除く手当てを繰り返す事で、少しづつ本来持っている髪の自然治癒力が甦ってくるのです。

 

 

どうしても「手触りが良い=綺麗になった」と錯覚してしまいますが、実は髪を傷めているのです。

 

これ以上酷くならないか?と心配になってしまう気持ちもわかりますが、改善しないお手入れを続けて悪化させるより、勇気を振り絞って一度リセットなさるのが賢明かと思います。

 

 

この記事が、あなたの切れ毛解消のお力になれたら幸いです。

 

 

 

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