CO010 抜け毛対策とトリートメント

トリートメントによる栄養補給は本当に必要?

 

キューティクルが傷つき、ハリコシを支えているタンパク質が流れ出てしまう髪のダメージ、
髪内部に栄養を与えながら傷ついたキューティクルを補修するトリートメントケアは、
美容界ではダメージケアの常識として、殆どの美容室で採用されています。

 

 

髪は毛先のほうがより傷んでいるため、髪の中間から毛先に向けてたっぷりつけた後、
全体に伸ばして馴染ませるように付けていくのがグッド

 

根元の方にまで付けてしまうと、頭皮の毛穴詰まりの原因にもなりかねません。

 

 

私もこの「トリートメントでの栄養補給と補修」を信じて10年以上実践してきましたが、
絶えず新しい物に改良されているのに、枝毛やパサつきは無くならない事に、
フッと疑問が湧くようになりました。

 

「コレが本当に髪の為になっているのだろうか?」

 

「もっと他に良い物があるのではないだろうか?」

 

そんな自問自答を繰り返しながら迎えた運命の時、
今から16年前の春に、全く新しい毛髪再生施術に出会ってからは、
トリートメントは一切使わなくなりました。

 

髪や毛穴に付着している不純物や老廃物などをお掃除して、
本来備わっている自然な治癒力を引き出してあげる事で、
髪は自分の力で変わっていくことができます!

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トリートメントの油脂分で補修補正を繰り返す手当では、
髪の持つ自然な力を奪ってしまう事に気づかされたのです。

 

それからです、お客様の髪が少しずつ綺麗になってきたのは…。
ただ、一般的な美容の常識とは180度違うため、最初は信じてもらえませんでした。

 

 

髪を痛めるのは簡単ですが、美しい髪を育てるのには時間が掛かるため、
どうしても途中で挫折してしまいがち。

 

 

しかし、ひとり一人の状態に合わせたサロンでの施術と
私からのアドバイスをご自宅で実践していただき、
2ヶ月、3ヶ月、半年と通っていただくごとに、
少しずつ髪は甦ってきます。

 

 

トリートメントをしているのに髪の傷みが良くならない!とお悩みのあなた、
ぜひ一度、そのお悩みを私にお話しください。

 

 

精一杯心を込めて対応させていただきます。

 

 

QA008 髪のパサつきケアで大切なことは何でしょう?

トリートメントをタップリ付けても、つや出しワックスでセットしても、髪のパサパサパサが一向に改善されないんです!?

 

髪がパサパサして「スタイルがまとまらない」、髪にツヤがなくて「老けて見られる」とお悩みのあなた。

 

今回はこの「パサつきのメカニズムとうるおい対策」について簡単に解説したいと思います。

 

人間は体重の約70%もの体液という水分を体内に蓄えていることで、細胞を作ったり身体を動かすエネルギー、皮フや臓器の潤い維持、体温調節…などを行っているのですが、運動や温度変化等で大量に体液が使われた後に足りない分を補給しないでいると、身体の至る所に異変のシグナルが出てきます。

 

髪もまったく同じで、11~13%の水分を髪内部にキープすることで潤いを維持しています。

中でも特徴的なのは、「キューティクル」が弁の役割を担って空気を出し入れする機能が備わっていることです。

 

植物が空気中の二酸化炭素を取り込んで光合成のエネルギーとする様に、髪もキューティクルを開閉して空気中の水蒸気を取り込む事で潤いを補い、しなやかさとツヤを保っています

 

もし髪内部の水分量が何らかの原因で著しく減った場合には、「パサつきと」いうシグナルで教えてくれます。

 

 

あなたの一番の悩みである「パサつきのシグナル」を引き起こす原因として考えられるのは…

◆パーマ・カラー剤などの異質物の残留、
◆ドライヤーでの乾かし過ぎ
◆エアコン等の冷暖房機器の熱や風
◆太陽からの強力な紫外線
◆空気の乾燥

…等による「化学的・物理的ダメージ」

 

 

更には、
◆血圧降下剤の服用
◆肝疾患や低血圧による血流障害
◆術後・生理前後・妊娠出産

…等による「身体の代謝機能の乱れによるダメージ」もございますので注意が必要です。

 

 

☆これら失われた髪の潤いを取り戻すために一番必要なのは、足りなくなった水分を与えてあげることです。

ただ水分であれば何でも良いの?というと、そうではなく、毛髪の成分である16種類のミネラルが含まれていればベストですが、保湿成分等が一切含まれていない天然ミネラル水であればベターです。
人工的にミネラルを入れて作られた水でも良いのですが、自然の水には適いません。

 

 

なぜなら、人間の髪・肌・身体には、異物の進入から身体を守る「防御作用」があり、ミネラル以外の成分は天然や人工に関係なく、どんなに高級で身体に優しい保湿成分であっても髪内部では異質物とみなされ、身体の防御作用によって馴染まないからです。

 

 

トリートメントや整髪料に頼っているあなたは是非、水分補給を見直してみてください。
髪が本当に喜びを感じた時には「天使の輪」という最高の笑顔で応えてくれます。

 

 

パサパサ髪を直したい!とお考えのあなた、
美容室ルグランまでぜひ一度ご相談下さい。

 

 

 

QA005 細毛・髪痩せを防ぐために必要なこと!?

【30代のOLですが、頭頂部の髪が細くなった様に感じていて、育毛剤やトリートメントで栄養を与えているのですが直ぐにペシャンコになってしまいます!?】

10年くらいには「細毛」といえば身体の老化が主な原因として挙げられ、50代を過ぎた方々の悩み相談が多かったのですがここ2〜3年の傾向として、20代や30代の方達からの相談が増加しています。

 
細毛が低年齢化している背景には、女性の社会進出によるストレスの増加や睡眠不足・夜型の生活習慣が影響しているのではないか?と思われますが、私個人の意見としては「間違ったヘアケア」が大きなウェイトを占めているのでは?と感じています。

 
今回ご相談をいただいた、30代のOLのMさんのケースで考えてみましょう。

 
直ぐにペシャンコになってしまう状態は、毛髪のボリューム感を支える仕事をしているハリコシなどの弾力繊維の力が低下している状態と考えられます。

 
弾力を高めようと、トリートメントでいくらハリコシ成分を与えて続けても、髪の毛にとっては迷惑と感じています。
使い始めて1週間程すると硬くゴワゴワな手触りとなり、パサパサして髪型がまとまらなくなってしまうのがその証し。

 
更に、トリートメントに含まれている油脂分が髪の中に大量に残るため、ボリュームが出にくい重い質感へと変えてしまいます。

 
育毛剤での栄養補給は?と言いますと、毛穴の中に皮脂や老廃物が詰まった状態では脂分でハネ返されてしまうため、いくら塗布しても浸透していきません。

 
細毛や髪痩せの予防・解消に最優先しなければならないのは、育毛剤やトリートメントでの栄養補給ではなく、毛穴や髪に溜まっている「皮脂」「老廃物」「酸化物」を取り除く手当なのです。

 

 

【下記の写真は、相談者のMさんが実際に手当を体験した後の写真です。】

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コチラが毛穴や髪に溜まっていた「皮脂」「老廃物」「酸化物」などの汚れで、植物由来の生薬の自然な力を使用しているため緑色をしています。

 
肩に付く位の長さだからそんなに出ないかな?と考えていたそうですが、これだけ大量に出た汚れを目の当たりにしたせいか、言葉を失っていました。

 

 

もしあなたが細毛や髪痩せに不安を感じているのなら、ぜひ一度ご相談下さい。
東洋医学的思想と毛髪再生学を元にしたアドバイスをさせて頂きます。